古くから、山陰道の要衝として栄えた丹波は、今でも歴史と文化と伝統がひっそりと息づいている地域です。江戸時代の面影を現在に伝える篠山城跡や妻入商家郡。春日局ゆかりの興禅寺や丹波の正倉院ともよばれる達身寺、そして紅葉の美しさでは有名な高源寺。城下町のたたずまいを今も残したこの地域では、各所で古い史跡や歴史ある建物を目にすることができます。鎌倉時代から続き、800年の伝統を誇る丹波立杭焼は、日本六古窯の一つ。丹波を代表する伝統工芸です。
 また、この地域は自然が豊かで、その恵みを受けた特産品が豊富です。マツタケや茶、栗や黒大豆などは有名ですが、ボタン鍋もこの地域の代表的な郷土料理です。
 心地よいぬくもりを感じる丹波地域は、今「丹波の森構想」のもと、緑豊かな自然や伝統文化など地域の特色を活かしながら、人と自然と文化が調和した地域づくりが進んでいます。
 大都市に近いという地理的条件を活かし、様々な分野で都市との交流を図ることによって、「アメニティ豊かな田園文化都市」をめざしています。

 
 
 
 


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