株式会社氷上製作所

 丹波市氷上町石生1767−7

 製造(車載機器組み立て及び各種制御基板製造等)

美化パトロール、草取りなど工場周辺の環境美化に社員全員で取り組んでいる


株式会社氷上製作所_活動分野 株式会社氷上製作所_写真
清掃作業

■活動内容:プロジェクトチームをつくり、清掃など様々な活動を展開

毎週水曜日に工場周辺の清掃活動をおこなっています。総務課が中心となって美化パトロールを組織化し、その他の社員も自発的に空き缶やタバコの吸殻等のゴミ拾いをおこなっています。気が付いたことなどを市に情報提供することもあります。その他、美化活動として、当社工場裏の川沿い遊歩道の草取りを、毎年梅雨明け頃におこなっています。通常は地域の方が清掃をされていますが、梅雨明けの時期は、市役所の承認を得て社員全員で草取りをおこないます。


工場見学を長期間実施しています。近年は特別養護学校の先生方や、高校の理科担当の先生方が分科会や研究会に活用されています。見学は、要望があれば常に開放しています。また、トライやる・ウィークとインターンシップを受け入れています。インターンシップは、篠山産業高校や西脇工業高校、舞鶴高等専門学校から受け入れています。高校は技術中心に、専門学校は設計まで教えています。プログラムは総務課が中心となって作成しています。内容は、工場内の説明をした後、仕事が社会に与える役割、物づくりの厳しさ等を伝えています。ハキハキとして理解力が高い生徒が多いが、卒業をすると都会に出て行ってしまいます。卒業生を数名採用していますが、いずれもUターン組みの中途採用です。


■社会貢献活動への思い

企業同士で連携して社会貢献活動に取り組むことは、1社でおこなうよりも地域にとってもプラスになるとおもいます。当社は、丹波市工業会と異業種交流(プラザひょうたん)に加盟しており、社員交流があります。丹波市工業会は、丹波市の製造業35社が参加し親睦を図っており、異業種交流は10社が参加しています。いずれも実際に社会貢献活動を連携するまでには至っていません。社会貢献活動の重要性を認める会社は増えていますが、景気に左右される面もあり、実際に動ける体制づくりまでは現状としては難しい面があると思います。


今後も、工場裏の川沿いにある遊歩道の草刈り活動は継続していきます。現在は年1回ですが、秋の草が枯れる頃にも実施し、年2回の活動にすることになりました。9月に避難訓練を全員で行うので、それに絡めておこなうことを検討しています。また、当社は有給休暇制度も充実しており、有給をとる社員も増えてきました。段々と働きやすい職場環境に近づいています。優秀な社員を確保するためにも、企業内保育所も検討していきたいです。


■効果(やって良かった!)、今後に向けて

当社は工業団地に立地していますが、周辺には住宅や小学校もあり、地域住民の往来も多く、地域住民は当社を見ています。「きれいですね」と声をかけられたり、テニスコートの貸し出しの依頼があったりと、地域のイメージアップにも繋がっています。また、社員からも社会貢献活動に対する提案が出るようになりました。遊歩道の草取りも社員からの提案です。


環境保全活動は利益を得ることができず、逆に費用がかかります。しかし、事業を推進する上では必要不可欠な活動です。取引先も環境意識が高まっており、信頼度は高まっています。


<担当者の声>

<社員等へのサポート>

<地域との関わり>

環境への取組みをおこなうことは、企業では当たり前になっています。このことを社員にいかに意識づけてもらうかが重要なポイントです。

社員が「仕事」と「家庭」を両立させながら、その能力を十分に発揮できるよう、働きやすい環境整備に取り組んでいます。ボランティア休暇制度ももうけています。

地域の方と直接接することはありませんが、地域の方からは頼りされているようで、テニスコートの貸出も地域の方からの依頼です。


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