兵庫県内の企業等が取り組んでいる社会貢献活動の実践モデル事例集です

地域の行事や会合に参加したり、交通安全のため毎朝通勤時に交通立ち番を行い地域社会に貢献しています。また、子ども達の社会教育の一環としてインターンシップや工場見学の受入を行っています。

交通立ち番を始めたきっかけは、工場前の道路が通学路となっているため、従業員の出勤時間と子ども達の通学時間がちょうど重なり、地域住民より危険であると苦情があったことがきっかけです。そこで、子ども達の安全の為に毎朝従業員2人ずつ交代で立ち番をし通学路の安全に努めています。

インターンシップの受入は、近隣の高等学校及び養護施設の2年生より依頼があれば1週間の期間ですが受入、簡単な作業ですが仕事をしてもらい今後社会に出て行く上での良い経験になればと思っています。

工場見学は近隣小学校の社会見学の授業として依頼があり、弊社製品である糸がどのようにしてできていくのかを見てもらいます。このように子どもたちと関わりを持つことにより、従業員も頑張って対応していますので、継続して続けていきたいと思います。

防災関係では従業員は近隣地域の住民が多く在籍しており、各地域の消防団員もたくさんおります。もし勤務中に出動命令があれば優先して出動させるよう心掛けています。

以前はもっと地域住民との繋がりがある地域でしたが、町村合併により行事が減り、地域との関わりも少なくなってきました。しかし地域と共栄共存していくいことが社会貢献活動だと考えております。各種機関より社会貢献について依頼があれば、積極的に考え取り組んでいきたいと思っています。

地域貢献活動により従業員の資質向上に役立ちました。例えば毎朝の交通立ち番も定着してきましたが、立ち番をやるなかで従業員自身が通勤時の交通安全に気を付けるようになり安全意識が高まってきました。また近隣小学校の広報誌でも紹介されました。