兵庫県内の企業等が取り組んでいる社会貢献活動の実践モデル事例集です

毎年、「白雪蔵まつり」開催しています。子供からお年寄りまで楽しめるイベントを、本社や工場を開放して4会場で実施しており、2011年で15回目になります。会場ごとに異なるイベントを実施しており、富士山蔵会場では、蔵見学や「もとすり唄」の披露など技の伝承を、長寿蔵会場では、振舞酒や地ビールの販売を、白雪本社会場では、キッズコーナーで輪投げや綿がし販売、ジャズコンサートや落語の催しなどをおこなっています。また、広場・通り会場では伊丹名物の「粕汁うどん」の販売をおこなっています。各会場間は少し距離があるので、バスをチャーターして会場間のピストン輸送をしています。当日は社員総出で、全員がボランティア参加です。なお、当日はNPO法人いたみタウンセンター主催のイベント「わっしょい冬の元気まつり」も同時開催されます。

1970年から、工場周辺や歩道橋の清掃を続けています。毎週月曜日の朝礼終了後、8時10分頃から10～20分、社員とパートと一緒になって全員で清掃をしています。

社会貢献活動に関する企業間の連携は良いことだと思います。異業種間の連携は社会貢献活動を促進する上で有効だと思います。

当社では、ユニークな醸造メーカーに特化したいとの社長の思いがあります。今後も、心と言葉で感謝を伝え、新しい飲物を作り出していきたいです。また、伊丹はスイーツの町であるので、チョコレートとビール、酒粕スイーツ等にチャレンジしたいです。

ボランティア精神が醸成され、福祉活動に関心が高まっています。白雪蔵まつりに、伊丹心身障害対策市民懇談会のブースを1つ提供していますが、これがきっかけで社員もボランティアに関わるようになりました。また、伊丹市を流れ猪名川に注ぐ駄六川の清掃活動に参加する社員もいます。川は浄化されて、フナやコイの姿が見られるようになりました。

JR伊丹駅から阪急伊丹駅に通じる酒蔵通りは、現代の建築で、昔を偲び再現され注目を浴びています。当社が瓦屋根を使って建て替えたことがきっかけで、酒蔵通りの店舗の屋根は瓦にするように決められています。