地域団体の紹介

神戸地域<特定非営利活動法人KOBEみなとマルシェ>

「KOBEみなとマルシェ」の開催

特定非営利活動法人KOBEみなとマルシェ
理事長 多田 眞智子(中央区)

 「KOBEみなとマルシェ」は、平成21年春に日本全国を襲った新型インフルエンザ騒動で元気をなくした神戸に、明るい笑顔で神戸を発信しようと、その年の7月に神戸のシンボルである神戸港中突堤で開催したのが始まりです。以後、毎年開催し、毎回3万人以上の方々に来場いただいています。
神戸在住の外国人との多文化交流に加え、神戸市北区や西区の農家や瀬戸内に育まれた漁業者などとの多様な交流を創り出し、安全・安心な地域食材の提供による生産者と消費者との信頼の醸成を図り、エキゾチックな外国料理や神戸の風土が生み出した郷土料理の提供などに取り組んでいます。
今年は神戸開港150年を記念しての開催となり、大いに盛り上がりました。今後も魅力ある神戸港の賑わいの創出に努めていきます。

お問い合わせ先

特定非営利活動法人KOBEみなとマルシェ
TEL:078ー200ー5510

阪神北地域<阿古谷みらい協議会>

農家×高校生 野菜で阿古谷の魅力を伝えます!

阿古谷みらい協議会
事務局長 大前 繁明(猪名川町)

 阿古谷みらい協議会は、猪名川町阿古谷地域で「農産品を活用した商品開発」として地域で採れた野菜を使ったお弁当、スイーツやピザづくりを行っています。
収穫時期や量について農家の方に話を聴くところからスタートし、シェフや栄養士、地域の方々と商品づくりにチャレンジ。 小学校廃校後に開校した高等専修学校の皆さんにもアイデア面でご協力をいただき、試食・改良を重ねた自慢の品は「グリーンツーリズム」で当地にお越しになった観光客の方々にも大好評です。
緑の山々に囲まれたふるさと阿古谷の旬の野菜は、大きな魅力。初夏には蛍が舞う美しい水や豊かな土、温かい農家の人たちに育てられた野菜を活かし、商品を通じて多くの人に地域の魅力を知っていただき、訪れていただきたいです。

お問い合わせ先

阿古谷みらい協議会 猪名川甲英高等学院内
TEL:072ー767ー2266

北播磨地域<まちとひとの編集所>

北播磨の日本酒プロジェクト

まちとひとの編集所
代表 立花 莉絵子(加西市)

 北播磨は、酒米山田錦の一大産地として全国から高く評価されていますが、北播磨在住でもその事実を知らない若者や、山田錦で作った日本酒を飲んだことがない人が多くいます。
そこで、地域の若者に山田錦で作った日本酒の魅力を伝える活動に取り組みました。例えば、北播磨の酒蔵などを紹介した「北はりまの日本酒と暮らす」冊子の発行。 北条鉄道を貸し切り、日本酒の試飲・北播磨産の農産物で作った酒の肴の試食会「ほろよい列車」の開催などです。
これらをきっかけに、新たな日本酒イベントや、杉玉作りワークショップが開催され「若者に日本酒を身近に感じてもらう」という目標を達成できました。今後も、地域の埋もれた魅力を再発見していきたいです。

お問い合わせ先

まちとひとの編集所 立花
TEL: 090ー6372ー0803

西播磨地域<上高地域活性化プロジェクトチーム>

上高モロたまプリンで活性化

上高地域活性化プロジェクトチーム
校長 西坂 美樹(上郡町)

 本校では、数年前から、授業「社会人基礎」の中で地域活性化に取組んでいます。
本校が位置する上郡町では、従来から高い栄養素をもち、「王様の野菜」といわれるモロヘイヤを町の特産品としてPRするなど様々な取組がなされています。 そこで、本校農業科ではモロヘイヤを飼料に混ぜ鶏に与えることで、栄養価(βカロチン)の高い鶏卵の生産に成功しました。
そして、普通科の生徒で組織する地域活性化プロジェクトチームがその鶏卵を使ってプリン「プリン・ドゥ・クレオパトラ」を開発し、地元カフェ(陶酔房さん)の協力も得ながらその販売戦略を練っています。 このことが上郡町の農業再生や町のPRになればという生徒たちの想いのもと、町役場産業振興課と共に今も取組は進んでいます。

お問い合わせ先

上郡高校特色教育推進部 松﨑
TEL:0791ー52ー0069

丹波地域<アグリステーション丹波ささやま>

高校・大学・地域でカフェメニュー開発!

アグリステーション丹波ささやま
代表 小林 泰雄(篠山市)

 篠山市城南地区の農産物加工・販売拠点「アグリステーション丹波ささやま」と篠山産業高校、神戸大学篠山フィールドステーションが連携してアグリステーション内のカフェで提供するメニューの開発、販売を行うプロジェクトに取り組んでいます。
地元農家や行政職員を招き、地域や農業の現状について学習した後、9月27日に高校生が自分たちで考えた地元特産品(黒大豆や栗、山の芋など)を使ったメニューをプレゼンテーションしました。
10月頃から各イベントで試験販売、その後も大学や地域の方などからのアドバイスを受けながらメニューの改良を行い、平成30年1月からアグリステーション内カフェで提供する予定です。

お問い合わせ先

小林 泰雄
TEL:090ー7221ー1970