行政のコンビニによる障がい者雇用
~明石市役所における「福祉コンビニ」~
事業者名 | 株式会社 セブン-イレブン・ジャパン 明石市役所店 |
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代表者名 | オーナー 田中 正洋 |
設立 | 平成19年 |
所在地 | 兵庫県明石市中崎1丁目5-1 明石市役所本庁舎2階ロビー北側 |
主な事業活動 | 小売業 |
ホームページ | http://www.sej.co.jp/sej_case/institution/akashi.html 株式会社 セブン-イレブン・ジャパン 明石市役所店のページへ |
掲載日 | 平成25年7 月18日 |
株式会社 セブン-イレブン・ジャパン明石市役所店オーナーの田中 正洋さんと
スタッフリーダーの方にお話を伺いました。
セブン-イレブン・ジャパン明石市役所店について
お聞かせください
明石市が障がい者の就労支援を目的として、平成19年11月に市役所の中に開設してから5年が経ちました。ここのスタッフは熱心で、仕事に対して思い入れを持っているから安心して仕事を任せられます。身体の不調がない限り突然休むというようなこともありません。また、接客態度が良いという評判もあり、セブン-イレブン本部へのクレームはないようです。市役所の中にあるため、土・日・祝が休みであり、利用客の大半が市職員の固定客で「福祉のコンビニ」と認識されているなど、スタッフが働きやすい環境が整っています。
取扱い商品が多くて大変そうですね
明石市役所店では、通常の商品に加え、市バス回数券、粗大ゴミチケット、明石天文科学館のチケット販売のほか、市職員の名刺の受注や市内障がい者作業所等での授産品販売なども行っており、他店よりも取り扱う商品が多いんです。ですが、スタッフは昼のピーク時もテキパキと仕事をこなしてくれています。
スタッフにいろんなことをお任せしているとか
仕事に対する姿勢、意識も高いことから、開設当初より働くスタッフの一人は、今では私の不在時の責任者としてお店を任せています。レジ・発注・検品・棚卸等の基本的な業務はもちろん、ドリンクやお菓子等、各々の担当が発注からディスプレイ、ポップ広告の作成まですべて行い、扱いが難しい新商品の発注も行ってもらっています。
スタッフリーダーとしての意気込みはいかがですか
開設当初から働いていますが、初めの頃は本当に大変でした。初めてレジに立った時は足がガクガクして、絶対間違ってはいけないとものすごく緊張していました。ピーク時の12時になるとどうしよう・・と嫌になるくらいでしたが、もう大丈夫。ここまでできるようになるとは思いもよりませんでした。今はみんなで今度はああしよう、こうしようと話し合いながら仕事を進めています。商品は置いているだけでは売れない、アピールして買ってもらえるように工夫していかないといけない。病気を理由に逃げたらあかん!この仕事にゴールはないんです。
本日はありがとうございました。