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兵庫県内の社会貢献企業を紹介

多様な活動資源とノウハウを持つ「企業」の社会貢献活動を促進し、「ひょうごの地域づくり活動」の輪を一層広げていくため、県内企業による社会貢献活動の実践事例や県の支援・促進施策をご紹介します。

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ゴルフを通した地域とのふれあい

       

阪神

事業者名 一般社団法人 宝塚ゴルフ倶楽部
代表者名 理事長 松澤 佑次
設立 大正15年8月
基金 -
従業員数 136名
所在地 宝塚市蔵人字深谷1391-1
主な事業活動 サービス業 等
ホームページ http://www.takarazuka-gc.or.jp/
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掲載日 平成28年8月10日

宝塚ゴルフ倶楽部 総務部 
  部長 小堂 剛裕  さん、
  主任 花戸 美秀子 さん にお話を伺いました。  


ホタル観賞会について教えてください

 ホタルが生息する逆瀬川がゴルフ場内に流れている環境を活かし、平成4年から毎年6月上旬にホタル観賞会を開催しています。2日間で約2,000人が来場し、ただ単にホタルを見るだけではなく専門家の方にホタルの生態系について、講話していただくことで参加した児童から「ホタルのことを詳しく聞けてよかった」と好評を得ています。リピーターも多く、昨年度と比較して楽しんでいるようです。
 ホタル観賞会は天候に大きく左右されるので、毎年ホタルが見られるのかドキドキしています。一時期ホタルが少ない時がありました。ホタルを川へよび戻すために専門家から「ホタルはきれいな川に集まるので、環境整備が大事だ」とアドバイスをいただき、定期的に草刈りを行いました。すると、翌年にはホタルがまた集まるようになり、近年での観賞会ではたくさん見られるようになりました。

次世代ゴルファー育成の取り組みについて教えてください

 宝塚市内の小学校へクラブ活動の時間に「スナッグゴルフ」の指導へ行っています。「スナッグゴルフ」とは、プラスチック製のクラブで、柔らかいテニスボールほどの大きさのボールを打つスポーツで、場所を選ばず、どの年代の方にも気軽にできるニュースポーツです。年に7、8回ほど指導を行い最終日には、 ゴルフ場に来て頂いて、クラブ活動をしています。普段は小学校で他のクラブと隣り合わせの状況で活動をしているので、気にせず広々としたコースでの活動はとても気持ちがよく、喜ばれています。
 このように、スナッグゴルフの普及を図ることで、幼い頃からゴルフに興味を持ち、より身近に感じてもらうことがゴルファー育成に大切だと思います。その他、兵庫県高校総合体育大会や関西学生ゴルフ選手権等の大会にコースを提供したり、関西高等学校ゴルフ連盟にジュニア育成のために寄附を続けています。  

その他の地域貢献活動はありますか

地域への貢献事業の取り組みのひとつとして、宝塚市に寄附を昭和60年から続けています。青少年の健全育成や緑化推進を目的としており、主に小学校の体育備品の購入や幼稚園の園庭を芝生にするために活用されています。
 この芝生はゴルフ場の芝生を使用しますが、張り替えた後も肥料を与えたり、土に空気を入れて根を促進させたりといったメンテナンスが必要ですので、各園の芝生の状況を調査したうえで、メンテナンスの補助業務も行っています。寄附をするだけではなく、その後のフォローにも力を入れています。  
 ゴルフは大人だけがするスポーツというイメージがありますが、ゴルフに興味を持つきっかけになればと、休場日に近隣の幼稚園や小学生に遠足のコースとしてゴルフ場を開放しています。仁川の上流部分がコース内を通っており、エビや小魚などが見られ、理科の生物研究の場としても利用されています。
 また、毎年7月には七夕行事に合わせて、敷地内の大小300本の笹を地域の幼稚園、小学校、事業所等へプレゼントしています。その他、地域住民の健康増進の一助になればと宝塚市民ゴルフ大会のコース提供を行っています。
   

今後の展開について教えてください

  様々なイベントを通して、参加した児童からは「楽しかった」「また参加したい」等の感想が寄せられています。その生の声が社会貢献活動を続けていくモチベーションになっています。他の職員にも社会貢献活動に携わる機会を増やし、もっとこの喜びをみんなで共有していきたいです。
 今後、学校行事に関してはPTAに協力を依頼したり、地域のボランティアにも呼びかけて横のつながりを強めていき、これからの活動がより質の高いものになるように工夫していきたいです。  



本日はありがとうございました。

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