地域とともに歩むひょうごの企業トップページへ

兵庫県内の社会貢献企業を紹介

多様な活動資源とノウハウを持つ「企業」の社会貢献活動を促進し、「ひょうごの地域づくり活動」の輪を一層広げていくため、県内企業による社会貢献活動の実践事例や県の支援・促進施策をご紹介します。

本文ここから

地域とともに、地域のために、信用金庫の原点に立ち戻る社会貢献

阪神地域

企業名 尼崎信用金庫
代表者名 理事長 橋本 博之
設立 大正10年6月6日
資本金 150億円
社員数 1,769人
所在地 兵庫県尼崎市開明町3丁目30番地
主な事業活動 金融業
ホームページ 尼崎信用金庫のホームページ
掲載日 平成23年5月31日

尼崎信用金庫 総合企画部担当部長(業務企画グループ)塩見 隆史さん、総合企画部担当部長(広報グループ)大江 隆之さん、総合企画部係長(経営企画グループ)瀬尾 和弥さんにお話を伺いました。

尼崎信用金庫が社会貢献に注力するきっかけについて教えて下さい。

                                   インタビューの様子                

 きっかけは当庫が平成23年の6月に創業90周年を迎えるということにあります。これを機に、もう一度、信用金庫の原点に立ち戻り、地域のお客様から存在価値を認めてもらうことに全ての力を集中させることとしました。
 より地域と連携し、必要とされる金融機関であり続けるために、創業90周年記念事業として新たな地域貢献活動を行うことを決めました。

あましん緑のプロジェクトについて教えて下さい。

            贈呈式             

 この事業を始めたきっかけは、尼崎信用金庫(以下、尼信)の本部及び営業店の各地区から選ばれた若手メンバーが、直接経営者へ提案する青年経営会議の中で、地域の為に何ができるかをテーマに考えた際に提案のあった「尼崎21世紀の森」の植樹祭への参加を呼び掛けたことにありました。
 平成22年3月13日、尼崎の森中央緑地(尼崎スポーツの森)で実施された植樹祭に参加したことをきっかけに、その後、もう少し主体的にこの取り組みに参加できるよう「あましん緑のプロジェクト」を立ち上げ、平成22年7月7日、兵庫県と「尼崎21世紀の森づくりの推進に関する協定」を締結し、兵庫県との協働による尼崎21世紀の森づくりを推進することになりました。また、「企業の苗木の里親第1号」になりました。

苗木の里親企業としての役割とは?

            苗木の里親コーナー                   

 苗木の里親企業として、苗木の植樹活動や本店敷地内に育苗施設を設置し、兵庫県から毎年約1,000鉢の苗木を受け入れて職員が育成し、数年後の植樹までお世話をしています。
 また、「尼崎21世紀の森づくり」の普及啓発の為に、尼崎市内の本支店に尼崎21世紀の森づくりや尼崎の森中央緑地での取り組み、苗木の里親制度を紹介する「苗木の里親コーナー」を設置しました。そこでは、生物多様性の話や本事業の意味などを説明できるよう養成した職員が新たに里親となる方に苗木を渡すことで、森づくりの普及・啓発に努めています。
 また、職員にとっても「生物多様性」や「環境保全」の重要性を再認識する良い機会ともなっています。
 その他、「尼崎21世紀の森づくり」の情報発信の為に、本支店で紹介ビデオの放映やポスター掲示、チラシ配布なども行っています。
 当庫は、「地域住民」として環境保全活動に積極的に取り組む「あましん緑のプロジェクト」を創業90周年記念事業の大きな柱として位置づけています。

各店による地域貢献活動「あまちゃん・しんちゃんプロジェクト」を実施しておられるんですよね?

          
 店舗を構える地域にはそれぞれ異なった地域課題が存在しています。それらの課題に対しどのようなニーズがあるかを知るために、職員が地元自治会や老人会などに出向き、地域の方から情報の収集を行いました。地域課題解決に向けてどのような活動を行うのがいいのか、また、単年で終了する活動ではなく、長期スパンで継続して行うことのできる活動にはどのようなものがあるか等をそれぞれが考え出しました。本店から指示することなく、活動内容から実施に至るまで全て店舗ごとに任せることで、それぞれの店舗独自の活動を行っています。

特徴のある取り組みはありますか?


■六甲支店 音楽療法(ミュージックセラピー)音楽会の実施
 1月15日に児童虐待等不適切な環境に置かれている子どもたちに対して、甲陽音楽学院ミュージックセラピー学科講師、学生の方と調整してミュージックセラピーの開催のお手伝いをしました。

■逆瀬川支店 花いっぱい運動 逆瀬川の溝掃除「上流へ進め運動」
 花いっぱい運動では、支店前の駐車場から逆瀬川山手商店街全域にかけて、清掃活動を行い、併せて逆瀬川駅山手花の会所有のプランター16台の除草作業と支店前の花壇の植栽作業を実施しています。
 また、逆瀬川の溝掃除「上流へ進め運動」では、逆瀬川2丁目の約80mの範囲の溝掃除を起点として、毎月掃除する場所を上流へと移行していきます。

■神戸支店 高齢者生きがい支援活動の活性化支援 神戸支店では、高齢者の皆さんの交流の手助けや、孤独を防ぐことを目的に実施されている支援活動の活性化の一助として参加しています。 月1回、近隣の筒井住宅にお住まいの高齢者の皆さんが参加する食事会のイベントなどに参加して、会場の設営などのお手伝いをしています。

            認知症サポーター養成講座             

■石橋支店 認知症サポーター養成講座の開催
 厚生労働省は平成17年度より「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」キャンペーンを実施しています。そのキャンペーンの項目に、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を見守り、支援する認知症サポーターを全国で100万人養成することを目指す「認知症サポーター100万人キャラバン」があります。そのような背景の中、池田市から認知症予防サポーターの人数が足りていないという課題提起を受けました。
 石橋支店では、認知症サポーターを増やすお手伝いをするために、自分たちで「認知症サポーター養成講座」を開講することにしました。まず担当職員2名が「認知症サポーター養成講座」の講師の資格(キャラバン・メイト)を取得するために、「認知症キャラバン・メイト養成研修(注)」を受講し、講師の資格を取得しました。その後、地域住民の方を対象に「認知症キャラバン・メイト養成講座」を開催しました。講師を務める担当職員も初めてのことで緊張していましたが、スライドを使用するなど分かりやすい講座になるよう工夫し、受講生の方々にはその熱心さが大変好評でした。
 現在、講座1回につき20名を募集し、年間で100名の認知症サポーターの養成を目指しています。


(注)キャラバン・メイト養成研修
 全国キャラバン・メイト連絡協議会が都道府県、市町村など自治体と協働で『地域で暮らす認知症の人やその家族を応援する「認知症サポーター」をつくる「認知症サポーター養成講座」の講師役「キャラバン・メイト」を養成するのを目的』に実施。

各店舗の取り組み             

あましん「おかね寺子屋」について教えて下さい。

おかね寺子屋の様子

           

 平成19年6月から地域の子どもたちに「金融の基礎知識やお金の大切さ」を学んでもらうための金融プログラムとして、地域の小学校であましん「おかね寺子屋」を開講しています。小学生から高校生を対象に、教壇の前に模擬のお札で3億円を置き、実際に数えてみる講習や、働くこと、貯蓄することの大切さ、利息の話から多重債務の怖さなど金融機関ならではの講座も行っています。また、通帳型のお小遣い帳をプレゼントすることで貯金の大切さや楽しさを身近に感じてもらう等の工夫もしています。
 本プログラムは、学校から要請を受けて職員が出張講義を行うのですが、ありがたいことに、平成23年で、あましん「おかね寺子屋」受講生が3,000名を突破しする予定です。これからも地域の未来を担う子どもたちの育成の一助として、この活動に取り組んでいきます。

これから社会貢献活動に取り組もうとする企業への一言をお願いします。

植樹祭の様子

 企業が何か社会貢献活動を行うとき、イベント的に派手なことを行うということもありますが、継続的に続けて行くことも大切だと思います。また、企業側から押し付けるような活動ではなく、地域と繋がり、一緒にまちを作っていく活動にすることが大事だと思います。そのために、当庫では全社的な意識付けを大切にしています。例えば職員一人一人が地域住民の一員として、支店のある地域、居住区2つの町会に入って地域住民の目線で一緒に地域の課題解決をして行く。その活動の中から新しい課題を見つけ、また解決に向けて一緒に取り組む。そのような活動を続けて行くことが「地域住民」としての企業の役割だと思います。

本日はありがとうございました。

ページの最上部へ

トップページへ

メニューここから

県の支援・促進施策

お問い合わせ