すごいすと取材記

播州織作家玉木新雌 さん(36) 兵庫県

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ここで創る

先染は織る現場でデザインが決まり、織り上げまでのすべての工程を同じ場所で完結させることができる。「自分の作りたいものを作る」という思いを貫くために選んだ新天地西脇は、実際に住んでみると、都会での生活で感じていた息苦しさに煩わされることもなく、また職人さんの近くにいることで注文がしやすくなるなどの利点も多かった。頭に浮かんだアイデアを、すぐに試作してもらって形にできる。デザイナーにとっては理想的な環境だ。西脇に住むようになって初めて、「ここで創っている」ということを実感したと、玉木さんは言う。

日本へそ公園

日本へそ公園 日本の中心線が交わる“パワースポット”は玉木さんの心が落ち着く場所

情報があふれる都会から移り住んだ西脇のまち。「人間らしい環境」と玉木さんの語るこのまちで、一緒に働くスタッフは、12人。ミーティングでのみんなの意見を、作品作りに反映させている。

「新しいことにチャレンジするのではなく、変化と進化を繰り返しながら、創っています。全国各地で展示会を開催し、最近では、アメリカ、イギリス、カナダ、ベルギー、台湾など海外でも扱っている店が増えました」

西脇市が日本の中心であることを意識した tamaki niime in Japan  としたブランドマークが、世界という舞台で現実味を帯びてきた。

tamaki niimeブランドマーク

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