すごいすと取材記

播州織作家玉木新雌 さん(36) 兵庫県

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エプロンのポケット

玉木新雌さんは、福井県勝山市の洋服と化粧品を販売する家に生まれた。子どものころは洋服の仕入れについていくことが楽しみだったと言う。

「仕入先でたくさんの服に囲まれて、その中を歩き回るのが大好きだった。自分の好きな服を買ってもよいといわれたときは、とても嬉しかった」

笑顔で商品を説明する玉木さん

初めて自分で作ったのは小学生の時、家庭科の課題のエプロンだった。決められたように作らなくてはならないのだが、ポケットだけは自由につけてよいと言われ、友だちは、刺繍をしたり、アップリケをするなど、それぞれに工夫を凝らしてポケットをつけた。玉木さんが作ったポケットは、両側から手を入れられるもので、その発想にみんな驚き、とても好評だった。

その頃から、ファッション雑誌についている型紙を使って、自分で服を作るようになり、将来は服を作る仕事をしたいと思うようになった。着心地の良いものを好きなように作りたいという思いは、このころ芽吹き、今日に至っている。

工場内の様子

織機で作業するスタッフ

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