すごいすと取材記

あこうぱん代表取締役鈴木誠 さん(44) 兵庫県

ギャラリーを見る

ふるさとへの思い

鈴木さんはパンを通じた地域の中での交流にも積極的だ。

地元で酒店を営む友人で、シニアワインアドバイサーの資格を持つ青木さんが選んだワインと鈴木さんのフランスパンで仲間たちが交流する催しや、「満月バー」と称して毎月満月の晩に地域の若手経営者が集まる交流の場にも、鈴木さんは必ず自慢のパンを焼いて参加する。

左側に青木さん、右側に鈴木さん

鈴木さんとは地域の経営セミナーで出会って以来の親友という青木さん

「18年も赤穂を離れていました。それが良かったと思います。長く離れていたからこそ赤穂という土地や、地域の人々のすばらしさを、いま、人一倍強く感じられるのだと思います」

そんな鈴木さんは、赤穂に関わるものを何でもパンに変えてしまう。中でも、特に赤穂を意識して作っているのがアコウバーガー。年ごとに、違う赤穂義士にスポットをあて、それぞれの義士にまつわるエピソードからイメージを膨らませてバーガーに仕立てるもので、いまや定番の人気商品になっている。

3種類のアコウバーガー

5代目アコウバーガー「和助」は、豚ロース・お肉・ポテトサラダを使った3種類で1セット。妻と幼い子どもを残して江戸に旅立った義士 茅野和助をモデルに、3人家族の絆をイメージして作られた。

講習の様子

パンで赤穂のまちを作る地域イベント「あこうパンタジー」の準備。地元関西福祉大の学生たちと一緒に。

また、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターで、赤穂市にゆかりの深い樫本大進さんが音楽監督を務める赤穂国際音楽祭の際には、出演者をイメージしたパンを作って応援する。最近では、それを知った樫本さん本人が演奏者を連れて店を訪れるのが恒例になっているという。

赤穂国際音楽祭をイメージしたパン

あんずがのったアプリコットのベルリーナ

樫本大進さんをイメージしたパン。毎年店を訪れる樫本さんやゲスト演奏者に喜ばれている。

1 2 3 4 5 6 7