すごいすと取材記

子どもの遊び場を考える会赤とんぼ代表森正枝 さん(59) 兵庫県

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自由な遊びを通して、のびゆく子どもたち

「子どもがやりたいと考えたことを、やりきったと納得するところまで、自分の力でやってもらうことが一番大事。私たちはできあがったものの評価はしません。本人が考えついたことをその時間をまるまるかけてやりとげたこと、一生懸命やったことを肯定する。それが私が大切にしていることです」と森さんはにこやかにそして力強く語る。

森正枝さんの横顔

そしてもうひとつプレーパークで大切なことは、ルールや禁止事項は作らない、ということ。

例えばハンモックをひとりじめしてしまう子どもがいたとしても、リーダーやスタッフはそのこと自体を禁止はしない。独占した子には遊び終えた後に独占することが周りに与える影響を伝え、次からはみんなで使えるようにしようと提案する。

もしそれを使いたいと思った子がいるならば、自分で交渉をしておいで、と促す。

「だめって言われてすごすごと戻ってくる子もいるけど」と森さんはほほえみながら教えてくれた。

「世の中決めた通りにはいかない。不条理なことがあっても自分の思いが叶うように、知恵を使って工夫できるようになることが大切」

プレーパークでのこうしたやりとりを通じて、成功や失敗といったひとつひとつの経験を重ね、体得していく。そうして子どもたちが社会の中で生きていくための糧にしてほしいと森さんは考える。

ハンモックで遊ぶ子どもたち

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兵庫県 県民生活課 神戸市中央区下山手通5丁目10番1号 電話 078-341-7711(代表)