すごいすと取材記

子どもの遊び場を考える会赤とんぼ代表森正枝 さん(59) 兵庫県

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プレーパーク赤とんぼ

毎週土曜日の午後、揖保川の河川敷水辺プラザ、雑木林の中に子どもたちの声がこだまする。

「プレーパーク赤とんぼ」に参加している子どもたちのにぎやかな声だ。

プレーパークとは、子どもたちが自分の責任で自由に遊ぶためのひろば。

プレーパーク赤とんぼは、毎週土曜日、午後1時からの3時間、無料で開放され、誰でも参加できる。

森さんはこのプレーパーク赤とんぼの実施団体「子どもの遊び場を考える会 赤とんぼ」の代表。

8年前、他地域で行われていたプレーパークを、ぜひ龍野でも実施したいと立ち上げた。

用意されているのは場所と遊びの素材だけ。遊びに来た子がそのうちの何を使うか、どうやって遊ぶかは全くの自由。本当に危険なこと以外は制止されない。本人がやりたいことに心ゆくまで挑戦できる。

プレーパーク赤とんぼの様子

この日用意されていたのは、ダンボールや木、牡蠣の殻といった工作用の素材。また、体を使って遊べるようにと、土手すべり用のダンボール、木と木の間に渡されたスラックラインと呼ばれるベルト状のバンド、ハンモックやクライミングウォールがある。赤とんぼ草笛の会の代表三浦さんによる草笛教室も開催された。

この日の参加人数は約80名。学区内の子どもはもちろん、赤穂、上郡、宍粟、姫路、加古川といった他の市町からの参加もある。県下には、子どもが自由に遊べる場として「子どもの冒険ひろば」が約30箇所あるものの、毎週開催されるところは少ない。

クライミングウォールもできる

クライミングウォールは頑丈さが必要なため準備に男性5人が必要。この日はスタッフ以外にも小宅地区の自治会から男性2人が組み立てに協力しようと駆け付けた。

子どもたちは昼食を食べた後、ここへやってきて日が暮れるまで遊ぶ。最初は「お母さん見てて」と服の裾をひっぱり、泣きそうになりながら甘えていた女の子も、しばらくすると親から離れて元気いっぱいに遊びだす。

春は緑いっぱいの木々の間を駆けまわり、夏は一大イベントの夏まつりで大はしゃぎ。秋にはあけびやオニグルミを拾い、冬になると作ったダンボールハウスに入って寒さをしのいでみたり。そうして子どもたちは全身で季節の移り変わりを感じていく。

消防署協力による激流豪雨体験

毎夏恒例の「プレパの夏まつり」の一幕。ポンプ車を使った激流豪雨体験など、消防署の協力も寄せられる。今年は約1,500人が参加した。

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兵庫県 県民生活課 神戸市中央区下山手通5丁目10番1号 電話 078-341-7711(代表)