すごいすと取材記

NPO法人ママの働き方応援隊 神戸南校 代表合田三奈子 さん(36) 兵庫県

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周りの人の顔が見える生活

神戸市須磨区出身の合田三奈子さんと夫で兵庫区出身の昌宏さん。第一子が生まれるころ、二人にとって縁もゆかりもない長田区に移り住むことになった。長屋の奥にあるお風呂のない古い文化住宅を、知り合いの酒屋の奥さんに紹介してもらった。

「お風呂屋さんに赤ん坊連れて行くと、居合わせた人たちが面倒を見てくれる。周りの人たちに見守られて子どもたちが育ちました」

地縁のないところだったが、住民同士のコミュニケーションが豊かな長田は、暮らしやすい場所だと感じるようになった合田さん。長田の町が大好きになった。

小学校2年生からバレーボールに打ち込んだ合田さんは、高校卒業後は実業団の選手として活躍していた。第一子を出産後、「バレーボールで鍛えた筋肉は日常生活には向いていない」と感じ、育児や家事のための体づくりにフィットネスクラブに通い始めた。1歳7か月の子どもを連れ、指導者に付きまとうように熱心に通った合田さんは、自身も指導者への道を歩み出すことになる。地域の婦人会の会長が、デイサービスでの高齢者向けのフィットネス指導を合田さんに提案したのだ。

このことがきっかけとなり、地域福祉センターで高齢者の認知症予防を兼ねたフィットネスクラスを始めた合田さんは、2人目の子どもの出産後も指導者として活動を続け、地域とのつながりをさらに深めていった。

写真:真陽地域福祉センターの生きがい型デイサービスでのボールを使った運動

真陽地域福祉センターの生きがい型デイサービスでのボールを使った運動
「いつも通り40分間大笑いして体を動かしましょう」

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