加西市の鶉野飛行場は第二次世界大戦中につくられ、優秀なパイロットを養成するための姫路海軍航空隊、「紫電改」を組み立てる川西航空機の工場が置かれました。また、神風特攻隊・白鷺隊も編成されました。現在も滑走路や機銃座など、多くの戦争遺跡が当時のまま残されています。
やるじゃんかさいは、飛行場の史実を長年調査してきた鶉野平和祈念の碑苑保存会の方々とともに、飛行場を活かした地域活性化に取り組む若手のグループです。昨年、滑走路跡近くに資料館をオープンし、写真パネルや実物品、飛行機模型などを公開しています。また、元海軍パイロットや元特攻隊員などを招いての講演会、戦争遺跡をめぐるツアーを定期的に開催しています。
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夏の飛行場展のようす |
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