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ネットワーク138号 阪神南

グループの紹介
 
西宮市
次世代に繋ぐ震災ボランティアとの絆と防災意識

スポーツクラブ21安井 会長 中西 正直さん

  私たちの活動拠点である安井小学校は、阪神・淡路大震災の直後、最大1800人の地区住民が避難生活を過ごした場所です。約半年間、その運営を支援してくれたのが富山から来た「ヤングネットワークとやま」のメンバーたち。彼らとの交流は、今もずっと続いており、毎年秋になれば、「安井小は活動の原点」と、まちの復興と子どもたちの心の癒しを願うチューリップの球根を届けてくれ、子どもたちがこれを大切に育て、春にはきれいな花を咲かせます。
 震災20年となるこの1月16日、17日、富山から届けられる30トンの雪を使った雪地蔵を子どもたちが制作し、地区で犠牲となった方々の鎮魂と慰霊を行うほか、大人たちは炊き出し訓練を行い、次の災害に備えた準備と記憶の継承を行います。

 子どもたちが育てあげたチューリップ
                                   問い合わせ先
                                     スポーツクラブ21安井
                                     電話 0798(26)0751