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ネットワーク131号 淡路

グループの紹介
 
洲本市
ご近所の方への声かけ見守りで安全で安心な地域づくり
洲本市外町地区愛育班 班長 野口 純子さん
 洲本市外町地区愛育班は、昭和63年10月25日に誕生し、地域の子どもからお年寄りまですべての方の健康を願って活動しています。
 外町地区は、城下町洲本の中心に位置しています。しかし、高齢化率は42.6%(平成24年3月末)と高齢化がどんどん進んでいます。昔ながらのご近所づきあい・支え合いの中、愛育班員は一日でも住み慣れた家で安心して過ごしていただくことを願って、担当の保健師さんに、毎月安否確認の連絡を「声掛けメモ」で行っています。また、毎月1回分班長会議を開き、地域の問題点などを話し合っています。
 年末には、商店街で正月用の餅つきなども行い、地区の独居老人の方々にお餅をお配りしています。年11回のサロンでは、50〜60名の高齢者の方が参加し、一緒に食事をした後ボランティアの方々による歌や踊りなどをにぎやかに楽しんでいます。また、月2回転倒予防のためのストレッチ体操教室も行っています。
 この組織があって、阪神淡路大震災の時もいち早く独居の方の安否確認ができました。ボランティアを続けることは大変ですが、喜んでいただける方がいる限り一日でも長く続けたいと思っています。

サロンに集まった高齢者と歌や踊りで楽しく 年末恒例の餅つきで交流の場づくり
○問い合わせ先
洲本市外町地区愛育班事務局
 電話 0799(22)3337