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ネットワーク130号 丹波

グループの紹介
 
篠山市
「環境」をテーマにまちづくりや暮らしを考えるプラットホーム
新しい風プロジェクト 代表 中川 政和さん
 環境問題に関心を持つ市民・団体などが実行委員会を組織し、デンマークと日本で活躍するケンジ・ステファン・スズキ氏を招いた「環境フォーラムinささやま2004」を開催したことがきっかけで発足したグループです。幅広く環境問題、まちづくりに取り組んでいます。ひとつの事業に特化せず、会員が興味を持ったテーマを賛成派・反対派入り交じって議論、研修し、実践活動に繋げています。環境政策に対して問題意識を持ち、様々な角度から意見交換する場を提供しています。
 今までテーマとしたのは、風力・水力・バイオマス・太陽光などのエネルギー、公共交通、里山再生、菜の花プロジェクト、原発問題などです。今年度は震災の影響で、原発についての映画会や被災した子ども達を篠山に招くキャンプにも関わりました。今、持続可能な社会に向けて、それぞれが自分を取り巻く環境について考えるべき時だと強く思います。
 学びたい、行動したい市民や団体を応援できるのも、私たちの団体の特徴です。個人の気づきに加えて、行政に対し政策提言していくことも大きな目標です。学びが社会を変える力になると信じています。今後も、多くの市民が環境問題を考えるきっかけになる、プラットホームの役割を続けていきたいと思います。

菜の花プロジェクト。篠山市今谷の耕作 老若男女集まって楽しいワークショップ
○問い合わせ先
新しい風プロジェクト
 代表 中川 政和
 電話 079(568)0926
ブログ http://blog.livedoor.jp/newwind/
 
丹波市
溢れる好奇心と団結力でまもなく35周年
ふぃんがーサークル代表 義積 喜美子さん
 1977年(昭和52年)、公民館事業「子どもたちに童話を話す会」が始まりで、現在女性6名と制作補助の男性2名で活動しています。結成時のメンバーが3名残っています。小学校や子ども会、自治会の高齢者サロンなどで影絵・人形劇・大型紙芝居を演じており、レパートリーは30を越えました。綿と紙で作った小さな指人形から始めて、以来、あれこれと試行錯誤を繰り返して、人形も舞台装置もすべて手作りです。市内で唯一、影絵ができるグループです。
 発表の場は華やかですが、台本作り、人形や背景の製作、台詞や音楽の録音など、裏方の作業が多くあります。演じるだけでなく、作って行く過程を楽しめないと続きません。メンバーは皆、ボランティア精神に富んだ地道な活動ができる人ばかりなんです。しかも、役割分担が自然にうまくできていることが長続きのわけだと思います。
 好奇心旺盛で、とにかくやってみようという感じで今日まで来ました。今の目標は地元丹波市春日町の『黒井城物語』の影絵を仕上げることです。侍の物語で、合戦などの動きが多くて苦労しています。今秋、お披露目できたらいいなと思っています。その次の目標は・・・とにかく無理をしないで、一日でも長く子ども達にお話を届け続けたいです。

例会は月2回。精力的に活動しています。 影絵の神秘的な魅力に引き込まれます。
○問い合わせ先
ふぃんがーサークル
 代表 義積 喜美子
 電話 0795(74)1510