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ネットワーク130号 但馬

グループの紹介
 
豊岡市出石町
子どもたちに伝えたい地球温暖化問題
温暖化防止出石 川見 祐枝さん
 私たちは、兵庫県知事に委嘱された「地球温暖化防止活動推進員」を中心に2002年にスタートしたグループです。現在のメンバーは6人で、活動の中心は出前授業です。旧出石町内5つの小学校の5年生を毎年訪問する他、町外の小学校・幼稚園・保育園や地域の団体等、お呼びがかかればどこでも行きます。
 10年前と比べると最近は意識も高まり、理解してもらいやすくなりました。子どもたちが興味をもって集中してくれるよう、感想を聞いたりして改善を重ね、段々上手に伝えられるようになっています。
 5年生向けの授業内容は、@温暖化の影響を写真で示すスライドショー、A温暖化が起きるメカニズムの説明、BCO2増加の要因をプラカードで提示、C寸劇『うちげ(注)はエコライフ』で生活の中での温暖化防止策を紹介、D班対抗ごみ分別ゲーム、E事前に記入・回収して集計した『わが家のエコチェック』を振り返り、自分にできる「改善目標」を記入、F5R生活の説明、Gオリジナル紙芝居『コウちゃんのおかいもの』上演。「地球にやさしい暮らし方は、子どもの心・体・頭の発達にもいいよ」のメッセージを伝えます。
 たくさんの方に、自分のできる温暖化防止に取り組んでいただけたらと願っています。
 注:うちげ=わが家の意

カードを使って5R生活の説明 子どもたちも活発に参加
○問い合わせ先
 川見 祐枝
 電話 0796(52)4505
メールアドレス(雀部) marisasabe@msd.biglobe.ne.jp
 
香美町
地元の若者、中高生が主役のまちづくり!
野外活動リーダークラブ キャプテン代表 毛戸 公彦さん
 但馬の子どもたちは、生まれ育ったこの町に、どのような未来像を描いているのでしょうか。交通網の発達、安定した雇用、子どもがのびのびと育つ環境等、より住みやすく活気のある町を願っていると思います。
 高校卒業後は、毎年約8割以上の若者が但馬を離れ、少子高齢化はますます進み、地域の伝統行事や子ども会活動等も減少しています。また、Uターンしても、地域に溶け込めず居場所がない場合も多くあります。
 これからの「まちづくり」は視点を中高生に向け、地域活動や世代間交流で活性化を図りたいと考えました。高校時代に、ジュニアリーダーとして活動した現在20代の若者が中心となり地元小学校の自然教室や、子ども会事業にレクリェーション等の講師として地域の子どもたちと関わっています。また、若者ゆうゆう広場では「僕らの音楽フェスティバル」を中高生対象に実施し、同世代のコミュニケーションの機会、地域や世代間交流に繋がる活動の場としています。
 今後も、若者を中心とした事業を開催し地元の中高生が大人になって、戻って来た時に迎え入れる、地域の居場所づくりができればと考えます。

子ども会のリーダー研修での指導風景 盛り上がった♪僕らの”音楽フェスティバル!♪
○問い合わせ先
野外活動リーダークラブ
 キャプテン事務局
 電話 0796(97)2500