都市と農村の交流事業で環境と地域の活性化に取り組む |
ひよどり台エコ農園推進グループ 代表 森谷 茂範さん |
神戸市しあわせの村に隣接する“ひよどり台”は約1万人の新興住宅地です。少子高齢化で幼稚園統合による廃園跡に住民が自主管理する「交流プラザ」が誕生し、団塊世代を巻込んだ活発な地域活動と環境の取組が展開されています。
グループでは、@高齢化地域の活性化を図る、Aエコライフをめざす、B日本の伝統や文化を次代につなぐことを目的とし、有機堆肥を使った無農薬野菜づくり、地域住民や児童への環境教室、収穫祭、農村との交流から伝統文化を学ぶ…などの活動を進めています。
旧園庭を利用したエコ農園では、貯水した雨水の利用や各家庭から出た生ゴミ、樹木の剪定枝をチップ化し、堆肥として再利用しています。
また、三木市花尻地区で借地した農園で有機無農薬栽培による野菜づくりを通して地元の方々との交流を図っています。三木で収穫した野菜は交流プラザで地域の人たちに提供し、好評を得ています。昨秋には花尻地区の秋祭り&さつま芋掘りにひよどり台の住民が参加し、交流を楽しみました。
本年もエコをめざす農園の推進、ひよどり台地域の活性化と三木市花尻地区との交流を活発に行う予定です。
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旧園庭を利用したエコ農園 |
三木花尻地区秋祭りで交流 |
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○問い合わせ先 森谷 茂範
電話 078(743)2468 |