ひとつ戻る トップへ

ネットワーク130号 神戸

グループの紹介
 
北区
都市と農村の交流事業で環境と地域の活性化に取り組む
ひよどり台エコ農園推進グループ 代表 森谷 茂範さん
 神戸市しあわせの村に隣接する“ひよどり台”は約1万人の新興住宅地です。少子高齢化で幼稚園統合による廃園跡に住民が自主管理する「交流プラザ」が誕生し、団塊世代を巻込んだ活発な地域活動と環境の取組が展開されています。
 グループでは、@高齢化地域の活性化を図る、Aエコライフをめざす、B日本の伝統や文化を次代につなぐことを目的とし、有機堆肥を使った無農薬野菜づくり、地域住民や児童への環境教室、収穫祭、農村との交流から伝統文化を学ぶ…などの活動を進めています。
 旧園庭を利用したエコ農園では、貯水した雨水の利用や各家庭から出た生ゴミ、樹木の剪定枝をチップ化し、堆肥として再利用しています。
 また、三木市花尻地区で借地した農園で有機無農薬栽培による野菜づくりを通して地元の方々との交流を図っています。三木で収穫した野菜は交流プラザで地域の人たちに提供し、好評を得ています。昨秋には花尻地区の秋祭り&さつま芋掘りにひよどり台の住民が参加し、交流を楽しみました。
 本年もエコをめざす農園の推進、ひよどり台地域の活性化と三木市花尻地区との交流を活発に行う予定です。

旧園庭を利用したエコ農園 三木花尻地区秋祭りで交流
○問い合わせ先
森谷 茂範
 電話 078(743)2468
 
市内全域
震災ゆえの出会いを大切に〜神戸のママだからできること〜
神戸ぽけっとnet.事務局 西森 由美子さん
 このたびの東日本大震災後、子育て家族層の支援に取り組むため、神戸市内の子育て支援にかかわるNPOやグループの有志が集まり、被災者支援のネットワーク「神戸ぽけっとnet.」を立ち上げました。
 17年前の阪神淡路大震災当時、子育てをしていた私たち、神戸のママだからできることがあるはず・・・と、子育て支援活動で培った知恵を互いに持ち寄り活動しています。
 その中の一つ、「親子ごはん会」。被災地から神戸へ避難生活をしている母子のみなさんは、神戸で何の地縁もなく地域で孤立しがちになります。幼い子どもを抱え、不安な毎日を送るママたちが月1回集まり、ごはんを作って食べ、情報交換をします。
 その間、スタッフが託児をし、ママたちは深刻なことから他愛もない話までお喋りの花が咲きます。そのなかで元気を取り戻すことが出来ますように・・・。神戸で安心して暮らしてもらえますように・・・。と、願って止みません。
 震災は本当につらいことでしたが、「震災ゆえの出会いを大切に」震災がもたらす出会いに感謝し、息の長い活動を続けていきます。

お料理をしながら情報交換 一緒に食べるとお腹も心もあったかくなるね
○問い合わせ先
神戸ぽけっとnet.事務局
 (NPO法人ウィズネイチャー)
 電話&FAX 078(621)3127