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ネットワーク130号 阪神北

グループの紹介
 
宝塚市
地域エコ活動でつなぐ心豊かな人づくり
宝塚ココロンクラブ 代表 関戸 光子さん
 宝塚ココロンクラブは、当初、兵庫県の「こころ豊かな人づくり五〇〇人委員」のOBで組織され、委員会で学んだ数々の種を根付かせる活動を続けてきました。現在では、ボランティア活動を志す人なら誰でも会員になっていただき、学習・実践を続けています。
 ある時、定例会の中で環境問題、とりわけゴミの話題になり、使い捨て生活はよくないという結論になりました。そこで、次世代のためにリサイクルに取り組んでみようという話が決まり、定例会で学習することになりました。今までに手がけた作品は、使い古しのネクタイで作ったアクセサリー、新聞紙で作ったエコバックやブローチ、牛乳パックと布の端切れで作ったブローチや箸置きなど。また、ペットボトルは花瓶に、残り毛糸は洗剤いらずのエコたわしに、カレンダーや広告紙はくず入れや計量用紙に生まれ変わりました。これらの作品の作り方は、ボランティアとして一般参加の講習会で教えたり、地域団体からの要請があれば出向いて講習もしています。
 私たちの活動を通して、一人でも多くの人が物を大切にする心やふれあうことの楽しさを知っていただけるよう、これからもがんばっていきたいと思います。

地域の夏祭りでエコたわし作りを開催 暮らしに役立つエコグッズ作品
○問い合わせ先
 宝塚ココロンクラブ 関戸
 電話 0797(87)2396
 
川西市
地域が「家族」のように支える仕組みをつくる
市民後見制度を推進する会 会長 松尾 幸恵さん
 要支援者の権利と財産を守る『成年後見制度』は、弁護士などの専門職に支払う費用が生活する上で大きな負担となるため、制度の活用が進んでいません。また、日常生活のきめ細かな支援を弁護士などに依頼するのは難しい上に、家族が遠方に居住している状況も多く、見守りが行き届いていないのが現状です。
 「市民後見人」が要支援者の家族のような存在となり、日々の暮らしを支援する仕組みを地域に浸透させるために、平成22年4月に「市民後見制度を推進する会」を設立しました。川西市北部地域に広報紙を配布し、「なぜ市民後見人が必要か」についての研修会を開催してきました。
 また、グリーンハイツ・大和・清和台・明峰地区の福祉委員会との協働により、市民後見人の拠点となる「特定非営利活動法人 グリーンハイツ地区成年後見センター」を設立しました。
 市民後見人が地域で活動しやすい環境づくりに向けて「行政、社会福祉協議会、医療や福祉の関係者との連携調整の強化」「社会的地位の確立」「市民後見人同士のネットワーク」などに取り組み、誰もが生き生きと安心して暮らし続けていける社会となるよう望んでいます。

権利や支援のあり方についての研修会 市民後見人の拠点となるNPO法人の理事会
○問い合わせ先
市民後見制度を推進する会 松尾
 電話&FAX 072(792)0389
メールアドレス ghfukushiiinkai@estate.ocn.ne.jp