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ネットワーク128号 西播磨

グループの紹介
 
佐用町
“おひとりさま”も安心して暮らせる海内の郷づくり
海内(みうち)地域づくり協議会 海内地域づくりセンター長 井上 和夫さん
 海内地域は佐用町北部の山間部に位置し、真下には山崎断層帯が走っています。ほとんどの民家の前には川が流れ、裏には山もあり、地震や河川の氾濫、水害、土砂災害などの危険性が高い地域です。このような地域で災害の発生と拡大を防止し、子どもから高齢者まですべてが防災意識を高められるように取り組みました。
 防災の専門家を招いて、昨年7月に自治会役員や防災リーダーを対象にした研修会を、11月には高齢者を対象にした研修会を行いました。また、地域住民の大多数が参加する恒例の納涼ふるさと祭りで、防災食づくりの実践や救護訓練、防災パネルによるPRを行いました。秋には、ふれあい体育祭で防災グッズを使用した救護訓練を行いました。
 防災研修会を開催したことによって地域の危険性を認識し、自助・共助意識が高まり、一人暮らしの高齢者などを地域で支えるシステムづくりに役立ちました。防災訓練では、災害時の初動活動がより的確・迅速にできるようになったと思います。
 今後も、地域内の危険箇所や避難場所を調査するなどして災害に強い地域づくりに取り組んでいきたいと思います。

「ふれあい体育祭」での救護競争 要援護者対象防災研修会
○問い合わせ先
海内地域づくりセンター
 電話 0790(85)0012
 
たつの市
健康寿命で百歳をめざそう!
みつ歩きたい 代表 猪澤 久彦さん
 私たち「みつ歩きたい」は、正しいウォーキングで地域住民の健康維持向上と生活習慣病よりの脱却、それと同時に志を同じくする仲間づくりをしています。住んでいる町の周辺や、瀬戸内の海岸を歩いたり、時には由緒あるお寺や建物などを訪ねて歴史探訪、また季節感漂う場所を選んで、毎月第1火曜日に例会を開いています。
 「みつ歩きたい」も6年目に入り約100名あまりの方が参加されており、笑顔を忘れず元気いっぱいの活動を進めています。
 このような年間計画の中で健康に関する講演会も実施したり楽しみながら続けていけるよう工夫しています。今回新しい歩き方として、近年急速に話題になってきた「ポールウォーキング」を取り入れました。ストックを使うことにより身体全体を使った四足歩行になるので運動効果が高く、背筋がまっすぐになるので膝や腰の負担が軽くなり、しかも歩幅が大きく速度も速くなるといった色々な効果が期待できます。なお今年も「第十回出る杭大会」に参加でき、賞をいただきました。これからの高齢社会を生涯現役で頑張れる活動をしていくこと、それが西播磨を元気にする「出る杭」を育てることと思います。

夢前川沿いの桜を楽しみながらウォーキング ポールウォーキングのPR
○問い合わせ先
みつ歩きたい(藤田)
 電話 079(322)2300