ひとつ戻る トップへ

ネットワーク128号 北播磨

グループの紹介
 
多可町
地域防災で集落自治を深化
「中村町防災委員会」 委員長 小嶋 明さん
 東日本大震災の映像に涙しながら、直ちに救援金の受付を集落として始めました。受付はコミュニティセンターで3日間実施、その総額116万円に鳥肌が立ちました。
 兵庫県のほぼど真ん中に位置する中村町は400戸・1220人、多可町で最大規模の集落です。加古川の支流杉原川を背にした集落は、平成21年度に防災行動計画を策定、平成22年度はそれに基づいて地域防災組織の設立、隣保単位の説明会、防災訓練、災害時活用世帯調査表の作成などにあたってきました。
 3年前の8月1日、杉原川源流域での豪雨に地内の杉原川が警戒水位に達したことがきっかけでした。
 この時、行動マニュアルの必要性を痛感、直ちに策定に向けた取り組みを開始、ワークショップを積み上げ6ヵ月でまとめました。災害初動期の要は隣保にあると同計画に定義、隣保の機能の見直しを始めたのでした。
 十数年前から「むこう三軒両どなり」の集落づくりを進めてきましたが、今回学んだことは地域防災もその延長線上にあることでした。
 より詳細は「中村町ふれあい広場」で検索、中村町のホームページをご覧ください。

隣保単位の防災訓練 防災行動計画策定のワークショップ
○問い合わせ先
 多可町役場 生活安全課
 電話 0795(32)4777(直通)
 
西脇市
花づくりを通して交流の輪をひろげよう
「ガーデンボランティア夢うさぎ」 代表 荒木 恵子さん
 わたしたちのグループは、7年前から西脇市の芳田地区で「芳田の里花いっぱい運動」を推進しています。主な活動は花壇管理と種からの花苗づくりが中心で、会員は現在11名です。育苗作業は市内の花緑グループや地区内のボランティアに協力してもらっています。
 育てた花苗は協力グループやボランティア、市内の学校等12校や芳田地区全戸に配っています。全戸配布は、「芳田の里花いっぱい運動」を各家庭から応援してもらおうと企画したもので、庭先に植えてある花を目にすると嬉しくなります。
 また、幼稚園にも交流を兼ねて配っていますが、植える場所が用意してあったり、園児たちが花の名前をたくさん覚えていてくれたり、絵や工作をもらったりして楽しく癒されています。
 小さな種が色とりどりの美しい花を咲かせ、この花を待っていてくれる人達との交流を楽しみに、活動を続けていきたいと思っています。

お地蔵さんとプランター 落方花壇植栽作業
○問い合わせ先
 芳田の里ふれあい館
 電話 0795(27)0658