多可町
地域防災で集落自治を深化 |
「中村町防災委員会」 委員長 小嶋 明さん |
東日本大震災の映像に涙しながら、直ちに救援金の受付を集落として始めました。受付はコミュニティセンターで3日間実施、その総額116万円に鳥肌が立ちました。
兵庫県のほぼど真ん中に位置する中村町は400戸・1220人、多可町で最大規模の集落です。加古川の支流杉原川を背にした集落は、平成21年度に防災行動計画を策定、平成22年度はそれに基づいて地域防災組織の設立、隣保単位の説明会、防災訓練、災害時活用世帯調査表の作成などにあたってきました。
3年前の8月1日、杉原川源流域での豪雨に地内の杉原川が警戒水位に達したことがきっかけでした。
この時、行動マニュアルの必要性を痛感、直ちに策定に向けた取り組みを開始、ワークショップを積み上げ6ヵ月でまとめました。災害初動期の要は隣保にあると同計画に定義、隣保の機能の見直しを始めたのでした。
十数年前から「むこう三軒両どなり」の集落づくりを進めてきましたが、今回学んだことは地域防災もその延長線上にあることでした。
より詳細は「中村町ふれあい広場」で検索、中村町のホームページをご覧ください。
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隣保単位の防災訓練 |
防災行動計画策定のワークショップ |
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○問い合わせ先
多可町役場 生活安全課
電話 0795(32)4777(直通) |
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