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ネットワーク127号 丹波

グループの紹介
 
丹波市
丹波竜からひろがるビジネスアイデア
上久下恐竜の里づくり協議会 会長 土田 芳章さん
 平成18年恐竜の化石が発見されてから、上久下地区の地域づくりの中心は「丹波竜」です。発掘調査も順調に行われており、現場近くに平成21年7月に拠点施設『元気村かみくげ』をオープンさせました。土・日・祝日に発掘体験・農産物の販売・軽食の販売を行っています。さらに、多目的ギャラリーを含む展示施設を増設しました。協議会のメンバーが中心になりボランティアに支えていただいています。
 地元に定着して事業を拡大していくために、出資者を募って『元気村かみくげ』を企業組合として法人化することにしました。一口5000円で現在約50人が出資を希望してくださっています。地元はもちろん、他の地域からも恐竜つながりで組合員が増えることを願っています。地域の枠を超えるのはなかなか難しいことですが、恐竜ファンは多いと思うのでグローバルに展開したいと考えています。
 組合として近くの川代公園・上滝発電所の管理ができれば、上久下一帯を恐竜の里公園としてさらにトータルに盛り上げることができると思います。ただ今、「丹波竜のちーたんおにぎり」開発中です。

元気村を支えるスタッフの皆さん 夏には4周年記念の大発掘大会を開催しました
○問い合わせ先
上久下(かみくげ)地域づくりセンター
 電話 0795(78)0001
http://kamikuge.com/
 
篠山市
毎日美味しく食べられることが何よりの幸せ
たんば食育支援隊“丹(あか)い穂” 代表 森下 節子さん
 丹波地域の女性栄養士5人で平成18年に結成。学校や地域の料理教室・子育て支援の事業などに出かけ、実習や講話を通して、生命(いのち)を支える「食」への思いを伝えています。どんな時も地元の食材や調理法、手作りにこだわっています。でも、この思いを押し付けるだけでは、料理することが負担になります。
 食育基本法が施行され、食=教育の色合いが強くなりましたが、私達はもう少し肩の力を抜いて、楽しく食べることの大切さを知ってもらいたいのです。いつも完璧な献立や調理を実行するのは、正直無理な話です。それよりも、家族や友達と楽しく食卓を囲むことの方が、心と体の健康にとっては大事なことだと思います。ただ、本物の出汁の味も知っていてほしいので、時間と心に余裕がある時には“ほんもの”にも挑戦してください。
 活動する相手の思いに合わせてレシピを作っています。この作業に一番時間と心を使います。でもこの大変さも参加者に喜んでもらえれば報われます。食べることが大好きなメンバーと、これからも生命(いのち)を繋いでいきたいですね。

最近は男性料理教室からの講師依頼も多いです。 調理台が打ち合わせ場所です。
○問い合わせ先
“丹(あか)い穂” 森下 節子
 電話 080(6153)9893