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ネットワーク127号 阪神北

グループの紹介
 
猪名川町
できる時に、できる人が、できる事をモットーに!
猪名川ココロンクラブ 会長 小路 力子さん
 猪名川ココロンクラブは、「美しく・賢く・心やさしい」31人の元気な会員たちが、抜群のチームワークで、いながわまつりや公民館フェスタなど町内で開かれる様々なイベントに参加し、募金活動や活動記録写真展示、工作・手芸体験やおもちゃ作りなどを行い、参加者との交流を図っています。
 また、緑化担当班「ガーデンクラブいながわ」は、兵庫県“花のあるみちづくり事業”の花苗配布をうけ、平成8年に活動を開始しました。現在54基に増えた大型プランターは、四季を彩る花々を美しく咲かせ、役場に来る人たちの目を楽しませています。当初、役場の水道からバケツリレーで花の水やりを行っていたのを、役場から花の世話がしやすいようにと歩道際に止水栓を設置してもらうなど、歩道の緑化・美化活動を通じて、行政や地域住民とより良い関係を築いています。この活動が評価され、平成22年「兵庫県都市緑化功労者知事表彰」を受賞しました。
 更に、行政と協働の取り組みとして、健康福祉事務所が行っている「阪神北地域『食』と『農』をつなぐ地産地消事業」で料理教室を定期的に実施し、産地と食卓をつなぐ活動に参画するなど、先進的な地域づくり活動を展開しています。

「公民館フェスタ」での活動展示 「食」と「農」をつなぐ地産地消事業
○問い合わせ先
 猪名川ココロンクラブ
 電話 072(766)0840
 
川西市
菊炭を活用した茶の湯文化でふるさとおこし
川西茶道協会 会長 大城 美江子さん
 「川西市茶道協会」は、昭和49年に設立し、現在会員は305人。地域文化の向上やこころ豊かな地域社会に貢献し、川西市りんどう賞及び兵庫県「くすのき賞」「ともしびの賞」を受賞しています。
 活動拠点の一つである黒川地区は、「にほんの里百選」にも選ばれ、この里山から切り出したクヌギを原木とした特産品「菊炭」は、極上の切り炭として、全国の茶道家に重宝されてきました。この「菊炭」を活用し、自治会、子ども会など地域の多様な団体と連携して茶の湯文化を普及させることで、歴史、伝統文化を次世代を担う子どもたちに伝承するとともに、ふるさと意識の高揚、地場産業の活性化を図っています。
 主に小中学生を対象にコミュニティ施設や小学校などで「お茶たての体験学習」を開催したり、また「森のまつり」や「こども文化フェスタ」などのイベントにも茶席を出展し、地域内外からの参加者や都市住民と交流を図るとともに、自然と文化が融合した「黒川」を情報発信しています。川西市の特産品「菊炭」とそれを生かした「茶の湯」の文化を定着させ、「自然と文化が融合したまち」として、新しいまちおこしにつなげたいと考えています。

「森のまつり」での茶席体験学習 コミュニティ施設での出前茶道教室
○問い合わせ先
川西市茶道協会
 電話 072(793)8184