ひとつ戻る トップへ

ネットワーク127号  東播磨

グループの紹介
 
稲美町
みんなで支えあえる地域社会に
NPO法人ディスカバーいなみ 理事長 大西 由二さん
 ディスカバーいなみの活動の始まりは「まちへの愛着や誇りを持ってもらいたい」「さまざまな人との交流を広げたい」このような思いからでした。
 まず稲美町を知ることからと、まちに生息する野鳥や草花の観察、まちの歴史や文化に関する学習を重ね、まちの魅力を再発見することに努めました。
 12年が経過した平成19年、これまでの活動を広げ、夢のあるサービスの提供ができるコミュニティ組織にしていきたいと法人化しました。
 新たな活動は、高齢化が進み日常生活の支援を必要とする人が増えていることから、情報通信時代をサポートする「パソコン講習会」、だれもが楽しく集える「楽・楽カフェ」や「詩吟教室」、身の周りの簡単な修理や庭木の剪定などをする「安心生活サポート」などの事業に取り組んでいます。また、結婚を希望する若者を応援する「Kitto・結」事業を行っています。
 さらに活動を活発にするため、団塊世代や子育てを終えた女性が、これまで培ってきた経験や知識を存分に発揮できる受け皿をつくり、楽しい事業を創造し、みんなで支えあって暮らせるようNPOとしての役割を果たしていきたいと思います。

楽・楽カフェ パソコン講習会
○問い合わせ先
ディスカバーいなみ 大西 由二
 電話 079(492)3608
http://www.eonet.ne.jp/?discover-inami/
 
加古川市
バリアフリーの街づくり
特定非営利活動法人 障害者自立センター
 障害者自立センターでは、障害者と健常者という区別なくみんなが同じように暮らせるバリアフリーの街づくりを目指しています。障害者が要望等に終始するのではなく、障害者自身が県内各地域を検証し、直接、自治体に提案・交渉しています。
 駅前で、障害者も自動車から安心して乗降できる「障害者専用乗降地」の設置提案をはじめ、海岸まで車椅子利用者・病弱者も行くことができる「特殊車椅子ランディーズ」の普及・寄贈など、バリアフリーの街づくりを具体的に広げています。
 活動の結果、首都圏も含め他県にはほとんど無い「障害者専用乗降地」は、現在、兵庫県下45駅に設置されています。(他に工事中含め5ヵ所に設置が決定。)
 この春から毎月第3土曜日に、明石の海岸で「特殊車椅子海岸散歩とこれらの活動の見学会」を行ないます。当事者の方はもちろんのこと、福祉関係者の方もぜひご参加下さい。
 なお、HPでも「兵庫県全鉄道・海水浴場バリアフリー情報」を公開しています。“検索:障害者自立センター”でご覧下さい。
 また、新たに設置されたバリアフリー情報があれば、ぜひご連絡下さい。

障害者専用乗降地 JR加古川駅南口東 特殊車椅子ランディーズ 姫路白浜海水浴場
○問い合わせ先
 (特)障害者自立センター 尾西 秀敏
 電話 079(438)3174
http://www.ac.auone-net.jp/?jiritsu/index.html