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ネットワーク126号 阪神南

グループの紹介
 
芦屋市
〜中国・雲南省の子供たちへの教育支援と異文化交流〜
就学支援サークル「ひまわり」代表 大西 直美さん
 めざましい発展を遂げた中国ですが、沿海部に比べて内陸部は教育の機会に恵まれず、図書や文具が不足している小学校がまだ数多くあります。
 当サークルは1999年の設立以来、年に1回のペースでメンバーの手作り品バザーの収益を携え、雲南省の小学校を訪問し、図書や文具の寄贈と日本文化の紹介・交流授業を続けています。毎回、ただ「もの」を届けるだけではなく、交流授業では「ひらがな」が漢字から成り立っていることの説明や質問コーナーを設けるなど、中国と日本の共通点や違っている所を子供たちが気づいたり、お互いの文化や風習に関心が湧く授業になるよう心がけています。
 国内では、『友好の第一歩はお互いを知る事』を主旨とした学習会「もっと知りたいアジア」を不定期に開催しています。
 また、神戸や芦屋で10年余り続いている「ひまわりチャリティーバザー」は、メンバーの手作り作品が所狭しと並び、毎回好評をいただいています。会場には子どもたちの様子を身近に感じていただけるよう、現地での活動報告や写真を展示しています。手作りが好きな日本のおばさんたちと雲南省の子供たちとの交流がささやかに続いています。

和気あいあいと作品製作 雲南省、阿怒山小学校での交流授業
○問い合わせ先
  就学支援サークル「ひまわり」 代表 大西 直美
電話 078−451−1529
 
尼崎市
楽しく遊び、楽しく学ぶ「子育て」
NPO法人男女共同参画ネット尼崎 子育てキーステーション 代表 加藤 道子さん
 子育てキーステーションは2007年から、育児不安や育児負担のサポートとして一時保育・出前保育・協同保育「ポップコーン」などの子育て支援活動を行ってきました。
 また昨年12月より、就園前の親子が気軽に集い自由に遊べる「まちの子育てひろば」も開いています。子育てキーステーションは、友だちづくりや情報交換の場だけではなく、親子の学びの場にもなるようにテーマを決めて、参加者みんなで活動する時間も設けています。代々伝えられてきた折り紙やわらべうた、昔話などを知らないお母さんたちが多いことから、伝承遊びや季節に合わせた行事も行い、「お月見団子」などの手作りおやつの紹介はお母さんたちに好評を得ています。その他、高齢出産をした方を対象に「40ママの子育てひろば」も開催。同世代のお母さん同士はすぐに打ち解けて、共通の話題が多く話が弾んでいます。子育ての期間は長いようですが、親子でゆったり、じっくり遊べる期間はわずかです。
 これからも親子のニーズに合わせて、さまざまな体験活動を取り入れ、親子が楽しく過ごせるようサポートしていきたいです。

いもほり会(さつまいも) 夏のおたのしみ会(親子工作)
○問い合わせ先
 NPO法人男女共同参画ネット尼崎 子育てキーステーション
電話 06−6435−3889