ひとつ戻る トップへ

ネットワーク125号 但馬

グループの紹介
 
豊岡市
私達の防災の取組み
下陰区自主防災会ネットワーク 会長 西村 充春さん
 自主防災組織の基本は「1人はみんなのために、みんなは1人のために。」だと考えています。そして「備えよ。常に」が私達の義務だと思います。私達は日頃からつながり、備えることが大切です。このようにして、住民社会の安心と安全が手に入るものだと考えます。福祉防災という観点からもこの視点は重要だと思い、民生児童委員さんや福祉委員会の皆さんと具体的な取組みを進めています。
 下陰区は豊岡市でも有数のマンモス区ではありますが、平成16年の大水害被災を体験したことから、住民の皆さんは災害対応に大きな関心を持っておられます。そこで、私達は「災害時人材ネットワーク登録制度」を立ち上げ、防災訓練時に登録者の具体的な運用を行っています。また、毎年行っている区民参加の普通救命講習会やDIG(災害図上訓練)、そして、地震・水害を想定した防災訓練の実施で、身に着けるべき知識や技能を学び、災害対応ノウハウを積み上げています。また、子ども達とのコラボレーションや研修会・講習会などで次のリーダーを積極的に育成し、まちづくり、防災活動の環境作りを地区をあげて推進しています。

要援護者避難所支援訓練(健康チェック) 防災訓練の模様
○問い合わせ先
下陰区自主防災会ネットワーク
 会長(下陰区長)西村 充春
 電 話 0796(23)9984
 FAX 0796(24)4550
 (下陰区会館事務局)
 
朝来市
『犯罪・災害のないまちづくり』は私たちの手で!
大蔵自治協生活安全部会 部会長 福山 勝さん
 「地域で守る私たちのまち」をテーマとして「大蔵地区地域自治協議会」(以下「自治協」という)を設立し、地域住民の共通的な課題として自治協内に「生活安全部会」を設けました。
 地域内には、12の自治会があり、それぞれの区単位で防災活動を行っていますが、各区から3名の部会員を選出し、あくまでも各区での活動を重点としながら、それぞれの活動を補完し、また共通的な課題、連携できる課題について部会で取り組んでいくこととしています。
 これまでの活動は、地域住民への啓発看板を作成し掲出すると共に、可搬型車載スピーカーを購入し、地域を巡回し、防災の広報・啓発活動を実施しています。また各区毎の「防災マップ」を家庭に配布し、各区・家庭での防災に関する意識の高揚と、対策に役立てて頂くよう作成しました。
 天災を私たちの力で防ぐことは難しいのですが、減災は日ごろの心掛けで可能です。日常的な、地道な活動を継続することが大切だと考え、実践していきます。

西土田区防災マップ 可搬型車載スピーカー
○問い合わせ先
 大蔵自治協生活安全部会
 部会長 福山 勝
 電話 079(673)2085