ネットワーク125号神戸

グループの紹介

須磨区

防災訓練を実施して、安全で安心な地域づくり

板宿小学校区防災福祉コミュニティ　副会長　桑村源太郎さん

　「板宿小学校区防災福祉コミュニティ」は、平成9年1月に結成しました。自治会、防犯防災委員会、婦人会、民生委員、消防団、板宿小学校など地域のあらゆる団体・人々が協力しあって、安全で、安心して暮らせるまちづくりを目指し、防災活動や福祉活動に取り組んでいます。
　22年3月には、板宿小学校体育館にて子どもからお年寄りまで290名の参加者が防災訓練を行いました。須磨消防署の消防員と福祉コミュニティの役員の指導のもと、119番通報、AEDによる心肺蘇生、毛布と竹竿から組み立てる簡易担架による救出、応急手当など一連の救助訓練と地震に対する防災の準備や地震の恐ろしさを知るためのビデオ学習を実施しました。震災を体験した人々は、より意識を高め、子どもは大人の背を見て訓練の大切さを知り、自分で体験し、訓練するからこそ身につくということを理解できたように思います。
　これからも「自分たちの街は自分たちの手で守る」ことを常に意識し、地域住民の防災意識を高め、結束力ある地域となるよう活動していきたいと思います。


親子で担架組立救出訓練	AEDによる心肺蘇生法訓練

○問い合わせ先
神戸県民局　県民協働課
　電話　０７８（３６１）８６４６

灘区

演じる楽しさ、拍手を受ける喜び、一度体験しませんか

ボランティア劇団「菜の花畑」　代表　島村明子さん

　私たちの劇団「菜の花畑」は、平成6年4月、神戸市婦人大学卒業生の有志で結成され15周年を迎えました。民話劇、ミュージカルを中心に、衣裳、小道具、音楽選曲も団員の話し合いで進めています。
　団員は12名で若い人も参入し、高齢者の福祉施設や保育所等へ出向き、演劇の公演を通じて、すこやかな社会づくりを目指して日々励んでいます。演目は、「11匹のネコ」、「こぶじっさま」、「ブレーメンの音楽隊」等々、また、マジックショーも人気があります。
　老人施設では、私たちの歌や踊りで職員の方々も驚くほどの反応をお年寄りが見せられることもあります。マジックショーでは、マジックの不思議さに子どもたちの目はきらきら輝きます。思いがけない反応と笑顔に団員は大きな刺激を受け、人とのつながりに不思議さを感じる瞬間です。
　平成12年12月、兵庫県より「くすのき賞」をいただきました。これからも団員一同、皆さんに喜ばれますよう、また、私たちも楽しみながら社会活動の一環として発表の場を持ち続けたいと思っています。


「ブレーメンの音楽隊」	ボランティアのつどいにて「11匹のネコ」

○問い合わせ先
ボランティア劇団「菜の花畑」　林わこ
　電話　０７８（８７１）５１６１