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ネットワーク125号 阪神南

グループの紹介
 
西宮市
防災マップをつくる
西宮市今津連合福祉会 会長 浅尾 文昭さん
 阪神大震災後、今津連合福祉会では1月17日前後の日曜日に消防署や防災対策グループと協働して防災についての避難訓練や講演会を行っています。
 今年度は、市の要請もあり防災マップを作成することになりました。市内ですでに作成されている他地区のマップを参考にしながら、地域にどのような建物があるか、それはどういう建物かなどを地図上におとし、誰もが一目でわかるようなマップづくりを目指しています。
 今津地区は、内海ではありますが海に面していますので津波の被害も予想され、単に建物が鉄筋コンクリート造だからといって安心はできません。防波堤はありますが、5メートルの津波が来れば2階建てではとても対応できません。また、最近はセキュリティがなされていて、簡単に中に避難することができない建物が多くなっています。
 このような情報を地域で共有し、将来起こると言われている南海地震、東南海地震などの発生に備えて被害を防ぐため、当福祉会のメンバーである各町会長や各団体の代表と協力して防災マップづくりを進めています。

震災当時の消防署勤務の方の講演を聴く 防災マップづくりの検討風景
○問い合わせ先
 西宮市今津連合福祉会 中原 和子
 電話 0798(48)6434
 
芦屋市
親子のふれあいを大切に。子育てをみんなで楽しもう
火曜・木曜ムーミングループ 代表 橋本 麻夕さん
 当グループは、地域の未就園の子どもと、そのお母さんたちがつくる『子育て自主活動グループ』です。毎週火曜日と木曜日に、芦屋市立精道幼稚園で活動しています。室内での自由遊び・手遊び・工作・ゲームのほか、室外では砂場遊びなどもしています。
 毎月の絵本の日には、各自がお気に入りの絵本を持ち寄り、ゆっくりと親子で絵本を楽しみます。子どもの友だちづくりはもちろん、お母さん同士も子育ての情報交換をしながら楽しい時間を過ごしています。幼稚園では楽しい園生活が見られ、グループのお母さんも、「うちの子もいつかはこんなに大きくなるのね」と、みなさん小さな我が子の未来に期待を重ねていらっしゃるようです。
 グループ活動を通じて、「親子でたくさんふれあう」「互いの違いを認め、共に生きる」「みんなで育て、育ち合う」という姿勢を学びました。それらを実際に『意識して実践していく』ことができたら、子育てがもっと楽しくなると思います。
 今年度も、兵庫県や芦屋市からのサポートもいただきながら、親子で楽しめるイベントを企画していきます。活動に興味をお持ちの方は、いつでもグループに遊びにきてください。

傘袋で『こいのぼり』を作って遊ぶ お母さんも友だちの絵本に興味津々
○問い合わせ先
芦屋市保健福祉部こども課
 子育てセンター
 電話 0797(31)8006