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ネットワーク125号 淡路

グループの紹介
 
堺地区
複式学級回避からふるさとづくり
堺活性化委員会事務局 藤野 康さん
 洲本市五色町南部に位置する堺地区は、人口1,100人余りの農山村地域です。平成3年に地域の児童が通学している堺小学校が複式学級の対象となったことをきっかけに、「堺活性化委員会」を地域の有志で立ち上げ、町営住宅の誘致などを行い、複式学級になることを避けることができました。
 次に、人出が減り寂しかった堺八幡神社の宵宮を新旧住民のコミュニケーション、交流の場として地域づくりに取り組み、現在も「新旧住民交流秋の夜の集い」として、800を超える提灯の点灯や、小学生による獅子舞の披露など、島内随一の宵宮になりました。
 今後も「光と元気発信・にぎやか大好き」をキャッチフレーズとして、魅力と活力あふれるふるさとづくりを目指して活動を展開していきます。
*年間の主な活動
春 休耕田1ヘクタールを菜の花畑にし、菜の花、桜、鯉のぼりが競演し訪れる人を愉しませます。
夏 親子星空教室で宇宙の神秘に触れた後は、出前ふれあい喫茶のかき氷で涼をとります。
秋 「住民交流秋の夜の集い」では、800数十の提灯が灯され、子ども達の獅子舞、中学校の吹
   奏楽など盛りだくさんの出しものがあり、夜の餅まきで最高潮を迎えます。
冬 その年の世相を表す言葉を募集し、最優秀作品を赤提灯の大文字にし、冬の夜に浮かびあ
   がらせます。毎年300を超える応募があります。

秋の風物詩・提灯並木
(住民交流秋の夜の集い)
満開の菜の花・桜の花の上空を泳ぐ鯉のぼり
○問い合わせ先
堺活性化委員会事務局
 電話  0799(35)0323
 
南あわじ市
「ぼうさいカフェin南あわじ」〜災害から南あわじ市を守ろう〜
社会福祉法人 南あわじ市社会福祉協議会
 家にいる時に地震が起きたらどうしますか?
 「ぼうさいカフェ」は普段なら考えることがない災害時の自分たちの行動について、考える機会を地域のみなさんにもっていただこうと、平成19年度から毎年開催しています。いざという時に慌てないために、日常のできごとのようにコーヒーを飲みながら「防災」を語れる地域にしていきたい、という思いから「ぼうさいカフェ」と名づけました。
 昨年度は、市防災課や広域消防、県民局の職員の方からの情報提供に加えて、災害対応クロスロードゲームで災害時に自分がとるとっさの行動をグループで話し合うゲームに挑戦しました。このゲームは正解があるわけではありませんが、自らの行動を振り返えるとともに、意見の違う人の存在を知るきっかけとなりました。
 参加者からは「災害や防災について事前に考えるいいチャンスになりました。いろいろな情報・意見が聞けて参考になりました」などのご意見をいただきました。
 「ぼうさいカフェ」を通じて、防災のことを日頃から家族や近隣の人たちと話し合う地域が増えればと考えています。
 社会福祉協議会は、災害にも強い地域づくりをめざして日々活動しています。

クロスロードゲームに挑戦 防災グッズの紹介
○問い合わせ先
社会福祉法人
 南あわじ市社会福祉協議会 本部
 電話 0799(44)3007