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ネットワーク124号 丹波

グループの紹介
 
  
ネットから開かれた新しい関係と可能性
遊人興業(ASOBIST KOGYO)
 遊人興業はインターネットを介して集まった会員77名のグループです。2年半前、会のリーダーが人と人とのつながりを持ちたい、自分を介して第三者をつないであげたいという思いから、兵庫県エリアの地域SNSサイト「ひょこむ」に登録し、インターネットでの活動を始め、やる気のある仲間が集まってできたのが、「遊人興業」です。
 「ひょこむ」でネットワークを作ろうと毎日情報発信していると、いろいろな繋がりが生まれ、繋がりはびっくりする速さで広がっていきます。やがてその広がりがネットの世界から飛び出して、実社会へと繋がっていきました。
 その一つが京都の御所南商店街グループが開催したイベント「笑顔繋ぐ 夷川ミニレール」です。イベントの鉄道模型に関して「遊人興業」が運営を任され、ネットから開かれた新しい関係が人、地域、商店街をうまく繋いでくれました。現在、この経験を活かし地域の活性化に結びつけようと、「鉄道の無い町」宍粟市山崎町に「夢鉄道」と名付けたジオラマ(鉄道模型)を5月の公開に向けて作成中です。
 基本理念の「肩肘はらず遊びゴコロを忘れずに」を心がけて、人と人との接着剤として新たな繋がりや可能性を求めて、今日もネットワークを拡大中です。

「笑顔繋ぐ 夷川ミニレール」イベント会場 個性が光る「遊人興業」のジャンパー
○問い合わせ先
丹波市柏原町柏原5600
 丹波の森公苑
 電話 0795(72)5168
 
丹波市
伝えたい繋げたい遠阪の志源
「遠阪むらづくりを考える会」 代表 生田 元さん
 平成13年、自分たちのスタンスでできることを楽しんでやろうと、地元の30〜50代の若手男性13人でグループを結成しました。活動の原点は地元への思いや誇り。遊び心で始めた活動も、かつての遊び場だった集落上流の今出川が親水公園として整備されたのがきっかけとなり、自分たちが小さい頃から染みついている文化・歴史・祭り・風景といった地域資源を、地元への熱い思いややる気につながる地域志源に変えて、地元の人たちがいきいきと楽しく過ごせるようにと活動しています。
 親水公園が整備された頃、自分たちだったらこんなことができると「川遊び村」を企画しました。「川遊び村」では、地元の子どもたちに川遊びなどを通して、わくわくする気持ちや地元の良さを知ってもらおうと、魚のつかみどりや水遊び、ストーンペイント、魚拓などを行いました。また、地元の中高生には人材育成も兼ねてスタッフとして活躍してもらいました。現在、「川遊び村」は学校の総合学習「森の学校」へ場を移し、地元の高齢者などの指導を受けながら、継続しています。
 地域の魅力を再発見し、先人から受け継いできたものにエッセンスを加えながら次世代に伝えていこうと、若手の強みを活かした企画力・瞬発力・行動力で頑張っています。

川遊び村 平成21年度活動の集大成
○問い合わせ先
丹波市柏原町柏原5600
 丹波の森公苑
 電話 0795(72)5168