小さな頃、誰もが手にした。なのにいつしか手にすることもなくなってしまう。
でも本当は、美しさと奥深さをあわせもちながら、誰もが手軽に楽しめる伝統手芸「おりがみ」。
わたしたちは、昭和63年の設立当初からメンバー間での交流や技術研究はもとより、主に神戸市内の地域活動に積極的に参加してきました。その後、日本折紙協会(本部・東京)の一支部としての活動を兼ね始め、県立神戸生活創造センターでの会合を軸に、地域のイベントや阪神間の各施設での作品展、「おりがみ教室」など、おりがみをツールとして、やさしさの輪をひろげる「人の輪づくり」に取り組んでいます。
特に、阪神・淡路大震災の経験から始まった震災関連活動への参加では、「平和な四季の移ろいを願って」をテーマに、いろいろな分野で活動されている方々との協働の意義や楽しさを実感しています。
そして、そんな活動が少しでも、おりがみ趣味の普及につながるなら、とても意義深いことだと思っています。
|
|
イベントを通じた地域の子どもたちとのふれあい |
作品展の様子 |
|