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ネットワーク124号 北播磨

グループの紹介
 
三木市
「とんぼ玉」で、もの作りの楽しさから交流の楽しさへ
「みずほとんぼ玉体験会」代表 福本 麻由美さん

 とんぼ玉は、色模様のある穴のあいたガラス玉(ビーズ)のことで、ガラス棒をバーナーで溶かし心棒に巻き取って作ります。私たちは、このとんぼ玉作りを広く皆さんに体験していただこうと活動しています。
 活動拠点は、三木市細川町瑞穂の「まなびの郷みずほ」で、平成19年3月に閉校になった「瑞穂小学校」です。現在は、市の高齢者大学が入るなど生涯学習を担う施設となっています。私たち閉校時の保護者も地元のにぎわいを絶やしたくないと、跡地活用を考える有志の「みずほ学遊隊」を結成しました。「みずほとんぼ玉体験会」も同グループの取り組みの一環として、平成20年3月に始動しました。これまでに小学生からご年配の方まで、親子やグループで、また、公民館やその他の団体の行事として、多数ご参加いただいています。
 体験会では簡単な方法でとんぼ玉を作ります。製作時間は10分ほどですが、ガラスを溶かすので、大人も子どもも緊張の10分間です。それだけにでき上がったときの感動もひとしお。もの作りから産まれるこの共感を分かち合いながら交流の輪を拡げ、地域のにぎわいづくりの一助になればと考えています。

とんぼ玉は大きなガラスビーズです 閉校跡地の理科室を活用
○問い合わせ先
「みずほとんぼ玉体験会」
 代表 福本 麻由美
 電話 0794(88)1133
 
小野市
二十歳の力が創る『小野流成人式』
小野市成人式実行委員会
 平成22年1月11日、小野市民会館大ホールで「2010成人式」が開催され、392人の新成人が参加しました。
 小野市の成人式は、新成人の代表である成人式実行委員会が企画運営し、昨年度の「第9回成人式大賞2009」(主催:新成人式研究会、後援:文部科学省)では、全国第1位となる「大賞」を受賞しました。
 今年度も新成人18名の実行委員が「新成人による新成人のための成人式」にすべく、昨年8月から話し合いを重ね、テーマ「添志創逢」や「短歌のまち小野」にちなんだ「“ハタチ”の短歌」の募集など、アイデア溢れる企画を考えました。
 当日は、実行委員による進行のもと、サイコロで発言者を選び「人生で一番心に残ったこと」「ハタチの未来予想図」について語ってもらう「サイコロトーク」、新成人が当日の投票で選んだ「“ハタチ”の短歌」最優秀賞の発表、恩師のビデオレター上映などを行い、舞台と会場が一体となったすばらしい成人式になりました。
 また、昨年度に引き続き、二十歳の社会貢献として「ペットボトルキャップの回収活動」に取り組み、なんと昨年度の4倍近い40万300個を回収しました。回収したキャップはNPO法人を通じて売却し、ワクチンとして世界の恵まれない子どもに贈られます。(回収したキャップをポリオワクチンに換算すると500人分!)
 実行委員の皆さんは、この経験を活かし、今後も地域の若きリーダーとして一層の活躍が期待されます。

サイコロで発言者を決定するサイコロトーク 実行委員が作製したキャップアート
○問い合わせ先
 小野市教育委員会
 いきいき社会創造課
 電話 0794(63)2445