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ネットワーク124号 阪神北

グループの紹介
 
宝塚市
子どもからひろがる地域の輪
「中筋児童館」 館長 飯島 仁美さん
 児童館といえば、子どもたちが自由に集まり、遊ぶというイメージが強いですが、中筋児童館は一味違ったユニークで面白いプログラムを展開しています。そのひとつが、子育て中だからこそできる「ママが講師」。児童館に来られたお母さんが、お菓子作りやゴスペル、英語にカラーコーディネートなど自分の得意なことを、来館の親子に教えています。
 また、これから大人になり、親になっていく子どもたちのための、次世代育成事業として、県立宝塚東高校と連携し、館長をはじめとする子育て中の親子が、高校生の中に混じって、知っておいてほしい知識や情報を伝えたり、実習を行ったりしています。このようなきめ細やかな取り組みの結果、子どもたちが高校生になっても児童館に足を運び、手作りのバッジをつけ、登下校中など地域の子どもたちを見守る「見守り隊」というボランティア活動を実施するなど、児童館と共に成長しています。
 今後は、食育、育児、健康、生活などさまざまな領域の企業と連携し、情報交換を通じて補充し合い、子どもたちや地域に還元できる事業展開を図っていきたいと考えています。
 これからの新しい形の児童館。そこへいけば、たくさんの情報がある、相談できる、活動が広がる。地域の子育ての拠点となり、地域ネットワークを広げながら、枠にとらわれない取り組みを進めていきます。

児童館は笑顔がいっぱい 高校生も子どもと地域を見守ります
○問い合わせ先
中筋児童館
 電話 0797(80)4156
URL http://www.takarazuka-aiwakai.or.jp/nakasuji/index.html
 
猪名川町
いきいきと暮らせる明日のために
男女共同参画グループ「いき生きライフ」 代表 広瀬 隆さん
 「集う」「交わる」「磨く」を活動の柱に、誰もが暮らしやすいまちづくりを目指して平成15年6月に設立。
 毎月、定例会を開き意見交換したり、講演会や料理教室などを開催し、意識や生活の中で男女の垣根を取り除くよう活動しています。なかでも、男性にも料理づくりの楽しさを知ってもらうため開催している「男の料理教室」は、大変好評を得ています。
 平成18年からは、地域住民による手作りかるたの作成や散策会を通じて、“ふるさと猪名川”の歴史・文化を学ぶ機会を住民に提供し、世代を越えた共通話題づくりに資するとともに、地域の魅力の再発見とふるさと意識の高揚を図っています。作成した「い〜な いながわ町(まち)かるた」を利用し、学校・公共施設などでの「出前かるた会」の実施、町・地域のまちづくり協議会等で開催されるイベントでの展示、かるたを利用した遊ぶ機会などを提供しながら地域に浸透させ、地域内外への情報発信ツールとして、猪名川の魅力をアピールしていきたいと考えています。
 「今後のテーマは、大型店舗や企業と協働して、子育て支援を行うことです」と代表の広瀬さん。
 子どもから大人まで男女が共生しながら安心して暮らせるように、地域へ働きかけ、さまざまなきっかけづくりとなる活動を展開していきます。

料理風景〜男も厨房に入ろう 町を知る“大型かるた”元気にハイ!
○問い合わせ先
いき生きライフ
 電話 072(766)8711