児童館といえば、子どもたちが自由に集まり、遊ぶというイメージが強いですが、中筋児童館は一味違ったユニークで面白いプログラムを展開しています。そのひとつが、子育て中だからこそできる「ママが講師」。児童館に来られたお母さんが、お菓子作りやゴスペル、英語にカラーコーディネートなど自分の得意なことを、来館の親子に教えています。
また、これから大人になり、親になっていく子どもたちのための、次世代育成事業として、県立宝塚東高校と連携し、館長をはじめとする子育て中の親子が、高校生の中に混じって、知っておいてほしい知識や情報を伝えたり、実習を行ったりしています。このようなきめ細やかな取り組みの結果、子どもたちが高校生になっても児童館に足を運び、手作りのバッジをつけ、登下校中など地域の子どもたちを見守る「見守り隊」というボランティア活動を実施するなど、児童館と共に成長しています。
今後は、食育、育児、健康、生活などさまざまな領域の企業と連携し、情報交換を通じて補充し合い、子どもたちや地域に還元できる事業展開を図っていきたいと考えています。
これからの新しい形の児童館。そこへいけば、たくさんの情報がある、相談できる、活動が広がる。地域の子育ての拠点となり、地域ネットワークを広げながら、枠にとらわれない取り組みを進めていきます。
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児童館は笑顔がいっぱい |
高校生も子どもと地域を見守ります |
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