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ネットワーク123号 丹波

グループの紹介
 
篠山市
ビーズでつなげよう市民の和
「篠山ヤングビジネスクラブ」 事業責任者 山下 和秀さん
 地域に「明るい話題を提供したい」「まずは身近なところから」という思いから始めた情報交換会がきっかけで、昨年六月に「篠山ヤングビジネスクラブ」が結成されました。現在会員は二十五名に増え、毎月一回土曜日の朝六時三十分〜八時三十分に集まり、仕事に役立つための情報交換や自己啓発のための勉強会を行っています。
 その中で、市内でビーズ織り教室を開かれている堀井悦子さんとの出会いがきっかけで、市民四〇〇人でビーズ十六万粒を使って篠山城大書院を織り込む活動へと繋がり、当会が地域の皆さんと築城四〇〇年祭をつなげる役割を担うこととなりました。
 一粒のビーズが集まって一段になり、一段ずつが集まって一枚の絵になっていくのは毎日の生活の積み重ねで培われてきた篠山の歴史にも似ています。先人たちが築いてきた篠山の歴史を次の世代へ紡いでいく、そんな思いを込めてビーズを織り込んでいきました。完成したビーズ絵は、参加者の「未来への希望メッセージ」とともに篠山市へ寄贈しました。篠山市役所のロビーに飾られていますので、四〇〇人の市民でつないだビーズ絵をぜひご覧ください。

篠山市立中央図書館でのビーズ織り作業 完成した篠山城大書院のビーズ絵
○問い合わせ先
丹波市柏原町柏原5600
 丹波の森公苑
 電話 0795(72)5168
 
丹波市
地域の活性化と新しい郷土芸能の育成を目指して
「氷上町甲賀流氷ノ川太鼓振興会」 代表 谷川 廣志さん

氷ノ川太鼓の氷ノ川とは、古代から加古川の清流を「氷ノ川」と呼び、この川は長い歴史を秘めてとどまることなく流れ続け、先人が高瀬舟で往復し下流の瀬戸内文化の交流により私たち郷土に限りない経済の発展をもたらしてきました。この丹波市に誇れる加古川、ふるさとをいつまでも愛し続け、心豊かで潤いある生活をめざして、太鼓好きなメンバーが集まり、平成元年に「氷上町甲賀流氷ノ川太鼓振興会」を設立しました。
 設立当初、東京在住の和太鼓の先生に「甲賀山」「やすら樹」「水分れ」「香良独鈷」の四曲からなる組曲を作っていただき、一年近く月に二回の指導を受けて、基礎を築きました。
 現在会員は二十一名で、大小合わせて十八台の太鼓を使って演奏を行っています。今まで地域の様々な行事や「オーストリアジャパンウィーク」に出演し海外で日本の文化芸能を発表しました。今年は設立して二十周年を迎え、十一月二十二日に記念演奏会をライフピア市島で開催します。現在、演奏会に向けて一生懸命練習に励んでいます。
 年に一回太鼓教室を一〜二ヵ月開き、広く市民に呼びかけて会員募集も行っております。太鼓を叩くと「スカっとする」魅力を味わってみませんか。

二十周年記念演奏会に向けての練習風景 丹有地区グランドゴルフ大会アトラクション
○問い合わせ先
丹波市柏原町柏原5600
 丹波の森公苑
 電話 0795(72)5168