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ネットワーク123号 但馬

グループの紹介
 
養父市
日本で唯一の木彫フォークアート展
木彫フォークアート友の会 事務局長 岡村 勝弘さん

 ひとつの社会での“真善美”といった文化の価値は、経済や政治の力にいつの時代も従うことが多く、それをはね返してきたのは個人の思い入れや、市民の共感パワーではなかったかと思います。大屋町→養父市で十五年間続けてきた木彫フォークアートの全国公募展は、木の国日本で神仏像や建築装飾彫刻の伝統を現代に受け継ぐと同時に、市民の日常生活に根ざした喜怒哀楽や風物を生活レベルにまで近づけてきたアートの新ジャンルです。
 行財政改革の荒波で存続危うしを聞きつけた市民の反発力は一気呵成に半年で全国から三百人の声を集め「木彫フォークアート友の会」設立となりました。今年の開催にあたっては主催者の市行政へもいろいろな形でバックアップできたと思います。大屋町の常設木彫展示館に収蔵された作品群(九十点)のポスターや絵はがき化や岡山県真庭市での作品展示などにも貢献することが出来ました。おもしろいアイデア実行が市民グループの生命線と考え、これからも毎年増え続ける日本唯一の木彫作品群を日本中に(世界へも!!)紹介できればと考えています。

募金に協力する市民たち 連日にぎあう「木彫フォークアート」
○問い合わせ先
木彫フォークアート友の会事務局
 分散ギャラリー「養蚕農家」
 電話 079(669)0026
 
新温泉町
麒麟獅子舞で元気な「居組」づくり
居組麒麟獅子舞保存会 代表者 小林 一馬さん

 居組麒麟獅子舞保存会は、昭和四十五年に、新温泉町居組地区の氏神大歳神社氏子に古くより伝承する郷土民俗芸能麒麟獅子舞を永く後世に伝えるため、地域ぐるみで協力し、保存に努めることを目的に設立されました。
 笛・太鼓等の伴奏に合わせて舞う、躍動感ある特徴的なその舞は、江戸時代中期頃に因幡地方より伝わってきたとされ、昭和四十九年に、県重要無形民俗文化財に指定されております。
 毎年十月九日の例祭日には、神前に奉納した後、地区内約二百五十戸をめぐり、各戸の門前で、家内安全・無病息災・五穀豊穣を願い、舞っております。
 近年、郡部における若者の田舎離れによる過疎・高齢化時代の波は、同地区にも押し寄せ、後継者不足も重要な課題となっております。
 しかし、厳しい時代だからこそ、地域を支える若い力を結集し、郷土芸能である麒麟獅子舞を伝承・普及させること、また、次世代を担う学生に郷土芸能に触れさせ、田舎への郷土愛を育てることで、これからの居組地区の活性化を図ろうと頑張っております。
 これからも、居組麒麟獅子舞保存会は、文化活動等の様々な場に積極的に参加し、元気な居組づくりに一役を担っていきたいと思っております。

大歳神社奉納 地区内各戸門前での舞
○問い合わせ先
 居組麒麟獅子舞保存会
 代表者 小林 一馬
 電話 0796(82)3905