ネットワーク122号 丹波

グループの紹介
 
篠山市
竹林を整備して地域を元気にしよう
南新町美しいまちづくりの会 代表 福本 正夫さん

当地区は、築城四〇〇年を迎えた篠山城跡の南濠沿いに位置しており、濠沿いに群生している竹林が伝統的建造物群保存地域に指定されていますが、近年荒廃が進みヤブ蚊の発生、道路への倒れ込みなど、地域住民の日常生活に支障をきたしていました。
 そこで「できる人ができるときにやる」という方針のもと住民有志で「南新町美しいまちづくりの会」が結成されました。
 整備を進めていく中で、竹林の奧が見渡せるようになり、道に倒れ込んでトンネル状態になっていた場所も手作りの垣根を設置してすっきりとなり、地域内の雰囲気も明るくなりました。また、整備が完了した竹林から立派なタケノコがたくさん採れるようになりました。
 この活動をきっかけに住民が竹林を地域財産と認識したことで、ここを活動拠点にしようという提案があり「あずまや」も建築しました。竹プランターづくり、竹ポッコリづくり、門松づくりなど色々な取り組みによって子どもからお年寄りまで多くの皆さんに参加いただき、地域あげての竹林整備が定着してきました。
 篠山市を訪れましたら是非ご覧ください。

完成した「あずまや」と玄関 竹プランター作り とても楽しい1日でした
 
 
丹波市
自分たちでやってみよう!
ボタンの会 代表 八木 武男さん

平成十九年十二月に丹波市社会福祉協議会主催の男性料理教室へ参加したメンバーを中心に、講座修了後「このまま終わってしまうのはもったいない。自分たちだけでやろう」と平成二十年一月に「ボタンの会」を結成しました。毎月第四月曜日に十七名の会員が集まり、当番の方がそれぞれの思い・工夫を凝らしたレシピを見ながら料理を作っています。調理中は、慣れない包丁さばきや普段手にしない調理器具の扱いに悪戦苦闘?し、大声での会話が飛び交う様は、まるで戦場のような雰囲気(苦笑)ですが、試食会ではみんなで褒めあいながら仲良く食べています。
 昨年十一月には、市内在住の外国人の方とお互いの国の料理を作って試食をしながら交流を深めました。また、普段の教室開催場所となっている木の根センター周辺の草刈り、柏原の福祉バザーへの参加など、ボランティア活動にも積極的に参加しています。六月五日には、研修と会員同士の交流をより深めようと、伊丹にある食品工場や酒蔵の視察を実施します。
 これからも楽しみながら活動を続けたいと思っております。興味のある方はどうぞ参加してください。

揃いのエプロンと三角きんで料理づくり 今回はオムライスづくりに挑戦!
○問い合わせ先
丹波市社会福祉協議会柏原支所
電話 0795−72−1236