当地区は、築城四〇〇年を迎えた篠山城跡の南濠沿いに位置しており、濠沿いに群生している竹林が伝統的建造物群保存地域に指定されていますが、近年荒廃が進みヤブ蚊の発生、道路への倒れ込みなど、地域住民の日常生活に支障をきたしていました。
そこで「できる人ができるときにやる」という方針のもと住民有志で「南新町美しいまちづくりの会」が結成されました。
整備を進めていく中で、竹林の奧が見渡せるようになり、道に倒れ込んでトンネル状態になっていた場所も手作りの垣根を設置してすっきりとなり、地域内の雰囲気も明るくなりました。また、整備が完了した竹林から立派なタケノコがたくさん採れるようになりました。
この活動をきっかけに住民が竹林を地域財産と認識したことで、ここを活動拠点にしようという提案があり「あずまや」も建築しました。竹プランターづくり、竹ポッコリづくり、門松づくりなど色々な取り組みによって子どもからお年寄りまで多くの皆さんに参加いただき、地域あげての竹林整備が定着してきました。
篠山市を訪れましたら是非ご覧ください。
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完成した「あずまや」と玄関 |
竹プランター作り とても楽しい1日でした |
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