奧銀谷地域自治協議会は、平成二〇年五月の誕生以来、まもなく一歳を迎えようとしておりますが、この一年間の手探りの中で三つの大きな活動がありました。
まず、設立間もなく兵庫自治学会のコラボレーション事業として「なにくそ限界まちづくりフォーラム」を奧銀谷地域で開催しました。会場準備から当日のお弁当作りまで、地域自治協議会を挙げて取り組み、お陰さまで大勢の方に喜んでいただけました。
また、兵庫県の活性化事業「小規模集落元気作戦モデル事業」の指定を受け、良きパートナーシップのもとに都市住民との交流によって活性化を図る目的で、都市部が主催するイベントに参加して特産品の販売や地域のPRを行う交流会を、神戸市灘区および芦屋市などで行いました。
奧銀谷地域で何といっても一番大きな事業となったのは、二〇年度末をもって百三十五年の歴史を閉じた地域のシンボル奧銀谷小学校の閉校です。閉校事業では、閉校記念誌の刊行、閉校式の後のお別れ同窓会、校舎跡地利用を考える部会の立ち上げなど、地域の思いを充分に汲み上げた事業となるよう地域住民を代表して参画しており、引き続き努力を重ねているところです。
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神戸市灘区 交流の様子 |
さよなら奥銀谷小学校「ハンカチアート」 |
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